国際オートバイ連盟(FIM)は、来年、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催される予定だった、世界選手権シリーズ開幕戦「モトグランプリ(GP)ジャパン」を、シリーズ日程から除外する、と発表した。安全性向上を目的とした改修工事を行うため。
ホンダは、モトGP参戦マシン「RC211V」の先進技術を取り入れ、新開発600ccエンジンを搭載したスーパースポーツバイク『CBR600RR』を7月4日から発売すると発表した。先進技術とスタイリングを随所に取り入れ、レース出場も可能なモデル。
今月6日、三重県の鈴鹿サーキットで行なわれたオートバイの世界選手権シリーズ開幕戦「モトGPクラス」決勝で転倒事故を起こし、意識不明の重体になっていた加藤大治郎選手(ホンダ)が、20日午前零時42分、入院先の四日市市の病院で亡くなった。きょうの各紙がスポーツ面と社会面で天才ライダーの訃報を取り上げている。
満開の桜の下、三重県の鈴鹿サーキットでオートバイのモトGP世界選手権開幕戦、日本GPの3クラスの決勝が行なわれた。最高峰のモトGP(990CC)では、昨年まで2年連続年間王者のバレンティーノ・ロッシ(イタリア、ホンダ)が3年連続で優勝し、同クラス通算25勝目。日本勢では中野真矢(ヤマハ)の9位が最高だった。
川崎重工は2003年ロードレース世界選手権「MotoGP」クラスの参戦体制を発表した。カワサキファクトリーチームは2選手体制で参戦する。カワサキのGP参戦は20年ぶり。これにより国内の4社が出揃うことになる。
先週リオで2002年ワールドタイトルを決めたモトGPライダーのバレンティーノ・ロッシが、自分の好きなF1ドライバーについて語った。イタリア出身のロッシだけにフェラーリ・ファンかと思われがちだが、実際のお気に入りはBARホンダのジャック・ビルヌーブということだ。
新しいMotoGPに参戦用のドゥカティ・プロトタイプレーサーの開発は順調に進んでいるようだ。MotoGPプロジェクトの責任者であるドゥカティコルセのマネージングディレクタークラウディオ・ドメニカリによれば「全てが予定通り」。
スズキは、二輪車レースの最高峰の「FIM(国際モーターサイクリズム連盟)世界グランプリロードレースMotoGPクラス」に、4サイクル990ccエンジン搭載の新型グランプリマシンで2002年から参戦することを表明した。