
いすゞが“排ガス”特需で、工場リストラを延期へ
いすゞ自動車は、今年10月に予定していた川崎工場から藤沢工場への大型トラックの組み立て移管を2004年5月まで延期することを決定した。排ガス規制強化を前に、大型トラックの「特需」が発生しているため。

いすゞ、『エルフ』に運転疲労軽減&燃費もMT並みのATを搭載
いすゞ自動車は、小型トラックの『エルフ』の一部車型に経済性と安全性を両立させた次世代トランスミッション「スムーサーE」を追加設定して4月1日から発売した。

【新聞ウォッチ】いすゞ、トラック増産でも、賃金7%カット継続
いすゞ自動車など国内大手のトラックメーカーが増産に踏み切る。きょうの日経が各社の動向を取り上げており、ディーゼル排ガス規制の強化に伴い、買い換え需要が拡大しているため。

【株価】トヨタが8カ月ぶりの安値圏、いすゞと関連部品メーカーは堅調
米国株安、対イラク戦の先行き不透明感の強まりから、全体相場は大幅続落。買い手不在の軟調な動きとなり、平均株価は8000円台を割り込んだ。自動車株もほぼ全面安。

【株価】軒並み安---イラク戦争早期終結の期待後退、北米販売台数減
決算期末を控えて模様眺め気分が強まり、全体相場は3日ぶりに反落。自動車株もほぼ全面安となった。対イラク戦の早期終結期待が後退すると同時に、北米市場での新車販売台数が減少傾向との報道もあり、投資家が投資を手控える状況となっている。

【株価】平均8000円台回復---合弁会社設立認可見通しでいすゞは1円高
全体相場は続伸。イラク情勢を横目に平均株価はバブル後最安値を更新したが、株価対策に対する期待から買い戻され、8000円台を回復して取引を終了した。自動車株は総じてしっかり。

【新聞ウォッチ】いすゞの悲劇、一律の賃金カットが急浮上…春闘2003

【春闘2003】いすゞ、7%の賃金カットを2年延長へ
経営再建中のいすゞ自動車は、一時金(要求5.0カ月)が昨年と同じ2.8カ月と、自動車メーカーでは最も低い水準で決着した。加えて会社側は春闘交渉とは別に、昨年4月から実施している基準内賃金の7%カットを、2003年度から2年間延長するよう提案した。

石原都知事のおかげ?! ---排ガス規制特需でトラック販売好調
業界がまとめた2月の普通トラックの新車販売台数は、前年同月比33.7%増の6707台となり、大幅に増加した。東京都などのディーゼル規制など、排ガス規制が今年10月から始まるため、規制を前にした特需の発生を裏付けたかっこうだ。

2月のトラック販売、規制需要で大幅増
トラック業界のまとめによると、2月の普通トラック(大型・中型)の登録台数が、前の年の同じ月にくらべ34%の大幅な増加になった。東京都のディーゼル車流入規制を控え、代替需要が拡大していることによるもの。