
【春闘2003】いすゞ、7%の賃金カットを2年延長へ
経営再建中のいすゞ自動車は、一時金(要求5.0カ月)が昨年と同じ2.8カ月と、自動車メーカーでは最も低い水準で決着した。加えて会社側は春闘交渉とは別に、昨年4月から実施している基準内賃金の7%カットを、2003年度から2年間延長するよう提案した。

石原都知事のおかげ?! ---排ガス規制特需でトラック販売好調
業界がまとめた2月の普通トラックの新車販売台数は、前年同月比33.7%増の6707台となり、大幅に増加した。東京都などのディーゼル規制など、排ガス規制が今年10月から始まるため、規制を前にした特需の発生を裏付けたかっこうだ。

2月のトラック販売、規制需要で大幅増
トラック業界のまとめによると、2月の普通トラック(大型・中型)の登録台数が、前の年の同じ月にくらべ34%の大幅な増加になった。東京都のディーゼル車流入規制を控え、代替需要が拡大していることによるもの。

【株価】銀行株安が響き、自動車株も軟調

【株価】受託生産の好調で人気化、日産車体が続伸

【リコール】ガクガク走ると壊れます…いすゞ『ウィザード』

【株価】トヨタ効果も一時的---持ち合い解消の売りに値を消す
前日の取引終了後にトヨタ自動車が発表した2002年10〜12月期連結決算では、通期経常利益は1兆5000億円に迫る見通し。トヨタの好決算見通しも尻押しして全体相場は上昇して始まったが、結局は持ち合い解消の売りに反落して引けた。自動車株はほぼ全面安。

【株価】大手3社そろって続落---日産が一時900円台割り込む
米国株式は上げたが、持ち合い解消の売りに全体相場は5日続落。自動車株も下げる銘柄が目立った。日産自動車が3日続落、トヨタ自動車は5日続落し、ホンダも下げた。持ち合い解消の売りに株価水準を切り下げる動きが続いている。

【株価】日産が国内生産第2位の座を奪回、株価も続伸
イラク情勢に対する警戒感から、全体相場は続落。1ドル=117円台に円高が進行したが、自動車株は高安まちまち。2002年の国内生産で、新型『マーチ』や『キューブ』を投入した日産自動車が第2位の座を奪回した。

【株価】いすゞが絶好調---業績回復期待から4日続伸
公的年金の買いに対する観測などから、全体相場は反発。平均株価は1月6日以来の8700円台回復となった。円相場が1ドル=118円台に軟化したことを受け、自動車株は全面高となった。