
【EVバッテリー レポート2011-12 vol.4】自動車メーカー各社が最重要視するバッテリー技術…オートモーティブワールドの取材から
この1月18日から20日にかけて東京ビッグサイトで開催された「オートモーティブワールド」では、将来性のあるEVの要素技術が多数展示された。今回はこれらのイベント取材から、2012年のEV開発の方向性を読み取っていきたい。

【オートモーティブワールド12】モーターの軽量化に匠の技…秋山製作所
充電設備などのインフラはさておき、EV本体の性能アップを考えると、車両重量はネックだ。そんな中、バッテリーと並ぶ重量物であるモーターの重量軽減につながる技術をオートモーティブワールド12で見つけた。

【オートモーティブワールド12】VW ルドルフ・クレブス副社長「エネルギーを工夫して使えばモビリティはサスティナブル」
「地球温暖化や石油資源枯渇のリスクが高まっている今、低炭素化はクルマにとって非常に重要な課題です」

【オートモーティブワールド12】ネジを軽くして車の軽量化を!
クルマの軽量化を考えた時、部品レベルで形状や素材を工夫することは良く聞くが、部品を連結、固定するために使うネジについては目立った軽量化策を聞いたことがない。

【オートモーティブワールド12】「企業や組織の枠を超えた協力を」フォード グローバル車両電気化事業部門 ナンシー・ジョイア氏
オートモーティブワールド12の基調講演で、フォードは電力関連技術、サービスへのアプローチについての動向を発表した。登壇したのはフォードのグローバル車両電気化事業部門ディレクター、ナンシー・ジョイア氏。

【オートモーティブワールド12】バッテリー・モーター・制御システムのイノベーションをいかに実現するか…フィットEV 開発エンジニア講演
「現代社会は人口増、エネルギー枯渇、地球環境問題のトリレンマ(三重苦)を抱えている。ホンダが目指しているのは、その中で自由な移動の喜びと持続可能性を実現するクルマ作りです」

【オートモーティブワールド12】トヨタ吉田常務「グローバルを考えつつ日本力を上げる」
1月18日から20日にかけて東京ビッグサイトで開催されたオートモーティブワールド2012では、初日に日欧米のメーカー重役を招いての基調講演が行われた。トップバッターとして講壇に立ったのは、トヨタ自動車常務役員の吉田守孝氏だった。

【オートモーティブワールド12】ダイヤモンドを超える? 驚異の表面処理が登場
オートモーティブワールド12でDLCを上回る表面処理を見つけてしまった。それがスライディングビーナスである。日本コーティングセンターが開発した新技術で、同社はDLCと同等のアモルファスカーボン膜コーティングのスリックコートも展開している。

【オートモーティブワールド12】樹脂プーリーと発泡ポリカーボネートが車を軽く、快適に
クルマを軽量化させるということは、環境面や安全性への貢献が大きいことは想像できるが、それ以外のメリットが生じるケースも少なくない。

【オートモーティブワールド12】アルミ製より軽量化が可能な銅製ロータを出展…明石合銅
オートモーティブワールド2012の会場内を歩いていると、銅製ローターの文字を発見。「アルミローターより軽量」という謳い文句に「!?」が脳裏に浮かんだ。