
【池原照雄の単眼複眼】「電池革命」に乗り出すトヨタ
トヨタ自動車が24日付で「電池研究部」を新設した。化石燃料使用への制約が強まる20年、30年先をにらみ「既存電池の性能の限界を超える電池」(瀧本正民副社長)開発に挑戦していく。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ『カブ』シリーズが発売50周年に
ホンダがバイクメーカーとして飛躍する一大転機となった『スーパーカブ』が8月に発売50年を迎える。最近でもシリーズでは世界で年500万台近くが売れており、今年4月には累計生産が6000万台を突破した。

【伊東大厚のトラフィック計量学】交通事故の人的被害と安全対策
近年、交通事故の減少傾向が続いている。死者数の減少に加え、80年代以降増加し続けていた発生件数や負傷者数も減り始めた。今回は交通事故の人的被害に注目し、安全対策との関連について考えてみたい。

【池原照雄の単眼複眼】伸びる輸出が支える生産技術開発
自動車輸出が過去最高ペースで推移している。2008年度は初めて700万台に乗せる見込みで、日本の自動車産業が輸出で急成長していた1980年代半ば以来の記録更新となる。

【伊東大厚のトラフィック計量学】前倒し達成が見えてきた安全目標
2007年中の交通事故死者数は、5744人(前年比−608人、9.6%減)と54年ぶりに5000人台となり、今年に入っても、5月初旬の段階の速報値で1623人(前年同期比−263人、13.9%減)と減少傾向は続いている。

【池原照雄の単眼複眼】税制改革フォーラムが報道関係者に緊急アピール
JAF(日本自動車連盟)など自動車関係21団体で構成する自動車税制改革フォーラムが2日、東京でトークショー「ユーザーにも言わせろ! クルマの税金」を開催した。道路特定財源の2009年度からの一般財源化が閣議決定され、早くもその使途が取りざたされている。

【神尾寿のアンプラグド特別編】グローバルでは3Gが発展? クアルコム先進技術レポート前編
サンディエゴに本拠を構えるクアルコムは、携帯電話を中心に、世界のモバイル関連技術の研究開発をリードする存在。そのクアルコムが、本拠地であるサンディエゴに世界中の報道関係者を集めて技術紹介イベントを実施した。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ、再び「日本発」の生産改革
ホンダが日本の生産現場の改革に乗り出す。今年4月に稼動した熊本製作所の新2輪車工場をはじめ、2010年までに相次いで新設・稼動する4輪車工場を舞台に「ものづくり体制の革新」(福井威夫社長)を進める。

【池原照雄の単眼複眼】日産は「ゼロエミッション」よりハイブリッドでは?
日産自動車が電気自動車(EV)事業に力点を置いてきた。新中期計画「GT2012」の柱に「ゼロエミッション車(=EV)で世界のリーダー」を掲げる一方、EVに搭載するリチウムイオン電池の量産工場建設を決めた。

【伊東大厚のトラフィック計量学】旅客輸送量の国際比較
近年、日本の旅客輸送量が鉄道など公共交通にシフトする兆しがあり、大都市圏では乗用車の利用が頭打ちになってきた。国際的に比較すると、交通手段別の旅客輸送はどうなっているのだろうか。