
【池原照雄の単眼複眼】過去の話となったディーラー不倒神話
「リーマンショック」で明けた今週だが、週末にはもうひとつの経営破たんがあった。日産自動車の地元資本系ディーラーである富山日産モーター(本社・富山市)、日産サティオ石川(金沢市)、日産プリンス石川販売(同)が12日に民事再生法の適用を地裁に申請したのだ。

【池原照雄の単眼複眼】ハイブリッドを強化する日野の狙い
トヨタグループのトラックメーカーである日野自動車が、グループの「環境技術資産」ともいえるハイブリッド車(HV)の開発強化に乗り出している。現行のHVより実用燃費、コストとも大幅な改善を狙うもので、国内だけでなく海外市場開拓の戦略商品と位置づけていく。

【池原照雄の単眼複眼】自動車業界に「働きやすい」会社は少ない?
自動車業界は働く側からは、いまひとつ魅力がないのだろうか---。そう考えさせられる日本経済新聞社の調査結果が最近、公表された。「働きやすい会社2008」のランキングであり、上位100社に自動車メーカーは4社しか入っていない。

【池原照雄の単眼複眼】なぜ プリウス? トヨタらしからぬ値上げ
トヨタ自動車が9月から商用車およびハイブリッド車(HV)を値上げすることを決めた。注目の乗用車は『プリウス』と『ハリアーハイブリッド』の2車種のみにとどめた。国内市場の厳しい状況を踏まえた苦渋の判断だが……。

【池原照雄の単眼複眼】ポルシェVW連合が誕生へ…トヨタの強力なライバル
自国内工場のリストラなど、ここ数年低迷していた独VW(フォルクスワーゲン)が復活している。今年上半期(1 - 6月)の世界販売は、米フォードモーターを抜いてトヨタ自動車、米GM(ゼネラルモーターズ)に次ぐ初の3位に浮上した。

【伊東大厚のトラフィック計量学】トラックのエコドライブとデジタコの活用
配送車のアイドリングストップや高速道路の80 - 90km/h走行をはじめ、トラック事業者がエコドライブに取組んでいることは多くの方がご存知だと思う。トラックのエコドライブは、CO2削減にどの程度貢献しているのだろうか。

【神尾寿のアンプラグド特別編】iPhone 3Gが扉を開けた!? 国内携帯市場のボーダレス化(後編)
7月22日から24日まで開催された「ワイヤレスジャパン2008」。今年はこの会場において、ひとつの異変が見られた。それは展示ブースの広さや、会期中の各種広告に見られる中韓勢の“勢い”である。

【神尾寿のアンプラグド特別編】iPhone 3Gが扉を開けた!? 国内携帯市場のボーダレス化(前編)
日本の携帯電話市場は、端末市場においては閉鎖性が高く、国際競争の“蚊帳の外”で発展・成長してきた。しかしここにて、米アップルが『iPhone 3G』で日本進出を果たすなど、日本の携帯電話市場を取りまく状況は、急速にボーダレス化の色が強くなってきている。

【伊東大厚のトラフィック計量学】トラック輸送とCO2
運輸部門のCO2排出量は、06年度は2億5400万tとピークの01年度からは1200万t減となった。旅客、貨物とも減少傾向にあるが、貨物部門ではトラック輸送の効率化や燃費改善が成果をあげている。

【神尾寿のアンプラグド特別編】モバイルBBのインフラをカメラセンサー網に。ウィルコムが研究会を設立
いよいよ来年から始まるブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)時代。今回は、ウィルコムのWILLCOMM COREの取り組みから、ブロードバンドワイヤレスアクセスのもうひとつの側面である「インフラ設備の活用」にフォーカスする。