
【スマートプレート実験その3】“売り”はどこだ?
狭域通信(DSRC)をめぐっては、総務省のほか、同じ国土交通省内でもETCで実用化経験を持つ道路局が車載端末を使った実証実験を行っている。こうしたシステムとスマートプレートの違いは2つある。1つは、スマートプレートはネット接続や課金など複雑な情報処理には対応していないこと。そしてもう1つは、国がその気になれば法律で装着を義務付け、強制的に“普及”させることができるという点だ。

【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRC端末とか、今後の展開は…
気になる今後の展開だが、実験に参加したエンジニアは「技術的にはほぼ完成しており、今回の実験は細部の煮詰めと、実験公開を通じて市場ニーズを探るのが狙いです」という。

【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRCで自動車版ホットスポットも商機あり
DSRCは専用アプリケーションのほか、インターネット接続サービスにも使える。メーカー側がDSRCモデムを商品化し、対応プロバイダが出現すれば、車内でPDAやパソコンを使って“ホットスポットサービス”が受けられることになる。

【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRC技術の特徴とは…
実験に使われるDSRC技術は、双方向メディアであるとともに、4Mbpsという高速通信が可能なことが特徴だ。電波の到達エリアが狭いためクルマが静止した状態でのサービスを想定しているが、その地点にいる利用者に的を絞った情報を送りやすい。

【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRCの公開実験始まる---常磐道守谷SA
国土交通省による、DSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」が29日、常磐道守谷SA(茨城県守谷市)でスタートした。ETCで実用化されているDSRCのサービスを広げ、インターネット接続や駐車場での料金決済などに応用しようとするもの。

自動車版“ホットスポット”サービスを国交省が検討---DSRC
国土交通省は23日、ETCで実用化したDSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」を今月末から開始すると発表した。高速道路のサービスエリア(SA)などに路側設備を設置し、ETCアンテナを使ってインターネット接続環境を提供するサービスだ。

ITS分野での狭域通信システム(DSRC)を用いた連続通信実験を実施

【会田肇のITSショー総括】ETCでもお馴染みのDSRCの未来を実体験
