
DSRC普及促進検討会、2年あまりの活動を終える
DSRC普及促進検討会は、都内で開いた総会で発展的解消を決議。今後のおもな活動はITSジャパンで行うことになった。共通プラットフォームの完成で、国土交通省が06年度から「道の駅」などでの実証実験を本格化するなど、DSRC市場作りが本格化する見通し。

DSRC普及促進検討会、総会を開催
ITSサービスの目玉とされるDSRC(狭域無線通信)の普及に取り組むDSRC普及促進検討会は、14日に平成17年度(2005年度)総会を開く。メーカーやサービス主体が異なっても使えるようにと検討を進めてきた標準化案が示されるほか、今後の普及促進策などを話し合う予定。

【スマートウェイ06】国交省、ITS路側システムの公開実験を実施
国土交通省は22日、茨城県つくば市内の国土技術政策総合研究所(国総研)で、「スマートウェイ公開実験 DEMO2006」を実施した。2007年から導入が始まるDSRC(狭域無線通信)技術を中心とした路側システムの高機能化を紹介した。

【神尾寿のアンプラグド】おサイフケータイにクルマはついていけるか
西日本高速道路が九州を中心に小額決済システムの導入実験を行う。高速道路のキャッシュレス決済システムというと、自動車業界関係者が想起するのはETC/DSRCであるが、今回、用いられるのはソニーが開発した非接触IC技術「FeliCa」を使ったサービスである。

【神尾寿のアンプラグド】モバイルSuica、陣取り合戦
2月7日、JR東日本のおサイフケータイ向けサービス「モバイルSuica」の利用者が2万人を突破していると明かされた。利用できるのは東京圏・新潟・仙台地域のみ。おサイフケータイ対応機も全国で市場の1割に満たない。それらを鑑みた上で、サービス開始後2週間での2万人突破は、充分に快挙と言えるだろう。

【新年インタビュー】「DSRCで無法地帯から囲い込め」IBA小池社長
ITS事業企画(IBA)は、その名のとおり「ITSのリアルビジネス」実現を目指す民間企業団体だ。IIBAはITSのビジネス的側面をどのように見ているのか。同社が特に注力するDSRCの話を中心に、ITS事業企画 取締役社長の小池建四郎氏に話を聞いた。

【新年インタビュー】「事故ゼロへのプレッシャー」日産先行車両開発本部福島主管
昨年は日本のITSにおいて、ひとつの節目だった。国土交通省と国内14メーカーによるASV(先進安全自動車)計画第3期が終了し、公開実験という形で「ぶつからないクルマ」の実車が公開された。

国内ITS市場、2012年に1兆円超えへ
富士キメラ総研は、「2006年版ITS関連市場の現状と将来」をまとめた。それによると、国内のITS市場は2012年に1兆0776億円となり、2005年と比べて44%増に市場が膨らむ見通し。

【ASV-3】“ぶつからないクルマ”試乗レポート…後編
さる10月12日・13日、北海道の寒地試験場にて国土交通省および国内14メーカーによる第3期ASV(ASV-3)の公開実験が行われた。ASV-3レポート後編では、乗用車以外の取り組みを紹介する。

【ASV-3】“ぶつからないクルマ”試乗レポート…前編
さる10月12日・13日、北海道の寒地試験場にて国土交通省および国内14メーカーによる第3期ASV(ASV-3)の公開実験が行われた。今回の実験は、乗用車、商用車、軽自動車、二輪車のすべてが参加したのが大きな意義になっている。