自動車版“ホットスポット”サービスを国交省が検討---DSRC

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国土交通省は23日、ETCで実用化したDSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」を今月末から開始すると発表した。高速道路のサービスエリア(SA)などに路側設備を設置し、ETCアンテナを使ってインターネット接続環境を提供するサービスだ。

クルマが停止した状態でないとサービスを受けられないが、DSRCは双方向メディアで、通信速度も4Mbpsと比較的高速なことから、国交省では「SAで電子メールをやりとりしたり、音楽や画像情報をダウンロードするのに使える」とメリットを強調している。

実証実験で課題などを改善し、近い将来の実用化を目指す。ちなみに最近、KDDIなど民間企業が実施した「DSRC技術を使った連続通信の実証実験」は総務省が主導しており、互いの連携はないという。

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《編集部》

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