東レ・ダウコーニングは、オーディオ・プレーヤーやデジタルカメラなどの家庭用音響製品や光学機器の潤滑、自動車のインテリアなどのきしみ音軽減に有効なセミドライタイプの潤滑剤『モリコートPD-930』を17日から一般発売を開始した。
東レは、6月2日付で、韓国でのポリアセタール(POM)樹脂生産の合弁事業を解消したと発表した。
東レはこのほど、高機能樹脂であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂の生産能力増給を決定した。東海工場(愛知県東海市)の生産設備を改造し、2009年4月に年2500トン増強して1万4000トンに引き上げる。
東レは、名古屋事業場にコンポジット(炭素繊維複合材料成形品)製品の技術開発施設「アドバンストコンポジットセンター(ACC)」を設置し、愛媛工場(愛媛県松前町)にあるコンポジット開発センターと愛媛工場と滋賀事業場にあるコンポジット技術部を移転すると発表した。
東レはこのほど、PAN系炭素繊維「トレカ」の生産設備増強を決定した。同社の愛媛工場(愛媛県松前町)に、年産能力1000トンの産業用特殊細物炭素繊維焼成設備を増設し、2009年7月から稼働を開始する。
古河電気工業と東レは、中国で発泡ポリオレフィン製品の販売で提携すると発表した。11月から、古河電工の中国子会社である古河電業(天津)有限公司で、東レの発泡ポリオレフィン製品の輸入販売を開始する。
東レ・ダウコーニングは、高輝度LEDの需要拡大に対応し、LED用封止材として標準屈折率の高硬度2液性エラストマー、ダウコーニング・東レ『OE-6351 A/B』を11月上旬から発売すると発表した。
東レは、先端材料の拡大による高収益企業への転換を加速するため、名古屋事業場に自動車向けの技術開発拠点「オートモーティブセンター(AMC)」を設置すると発表した。投資額は約25億円で、2008年6月に開所する予定だ。
東レが高強度・軽量材料の炭素繊維を使った自動車部品事業に乗り出すという。きょうの日経が1面トップで報じている。記事によると「2010年にも約300億円を投じて開発機能を備えた専用工場を名古屋市に建設、トヨタ自動車などに売り込む」。
東レ・ダウコーニングは自動車のドアパネル、アームレスト、ダッシュボードなどのプラスチック部品や皮革用品のきしみ音を軽減・防止する常温硬化タイプの乾燥潤滑剤『モリコートD-96 AFコーティング』を8月上旬から発売する。
東レはこのたび、ポリ乳酸(PLA)とセルロールを主成分とする植物繊維をコンパウンドして、耐熱性と剛性、成形性を向上させた植物繊維強化PLAプラスチックを開発した。
東レはこのほど、航空機用途をはじめとするPAN系炭素繊維の本格的な需要拡大に対応するべく、日米仏3拠点で同時に炭素繊維「トレカ」複合材料の生産設備増強を決定した。
「自動車に使われている鋼材をすべて炭素繊維に置き換えたとしたら、車両重量が300kg軽くなる。それによって、燃料が36%節約でき、二酸化炭素が17%削減できる」
自動車への適応拡大が有望視されている素材に、炭素繊維強化樹脂複合材(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)がある。鉄との比重は4分の1、比強度は10倍となっており、軽く、強い新素材だ。
三菱自動車と東レは、植物由来の原料から製造するポリ乳酸樹脂(PLA)繊維に、ナイロン樹脂繊維を組み合わせて耐久性を確保したフロアマットを共同開発した。