
東レ、有機薄膜太陽電池で世界最高レベルの変換効率を実現
東レは23日、コア技術である高分子科学と有機合成化学の融合により有機薄膜太陽電池のキーマテリアルであるポリマー系ドナー材料を新開発したと発表した。

セルロース系バイオエタノールの製造技術開発へ組合発足…新日石、トヨタなど6社
新日本石油、三菱重工業、トヨタ自動車、鹿島建設など6社は9日、セルロース系バイオエタノールの一貫製造技術を開発するための組織「バイオエタノール革新技術研究組合」を今月下旬に設立すると発表した。

東レ、量産車向け炭素繊維複合材料部品を開発へ
東レは26日、炭素繊維複合材料の自動車分野における事業拡大を図るべく、欧州にCFRP部品(Carbon Fiber Reinforced Plastics)の現地開発・生産拠点を設置すると発表した。今年12月に、ドイツのCFRP部品メーカーのACE社に資本参加する。

東レ、液晶ディスプレイ用 塗布型位相差板 の開発に成功
東レは、独自の樹脂設計技術を駆使し、延伸処理や配向処理が不要で、塗布、加熱のみで形成可能な塗布型位相差板材料の開発に成功した。

東レ、小型電子機器向け感光性機能材料を開発
東レは、携帯電話を始めとする小型電子機器などに搭載される電子部品向けに、感光性樹脂に無機粒子を分散させ、厚膜で微細なパターン形成が可能な感光性機能材料を開発したと発表した。

東レ、CFRPプラットフォームを10分以内に成形
東レは、炭素繊維複合材料(CFRP)を用いて自動車プラットフォーム(車台)の前部フロアを10分以内に成形することに成功した。

自動車のきしみ音軽減などに活用できる潤滑剤---東レダウ
東レ・ダウコーニングは、オーディオ・プレーヤーやデジタルカメラなどの家庭用音響製品や光学機器の潤滑、自動車のインテリアなどのきしみ音軽減に有効なセミドライタイプの潤滑剤『モリコートPD-930』を17日から一般発売を開始した。

東レ、韓国の樹脂合弁生産を解消
東レは、6月2日付で、韓国でのポリアセタール(POM)樹脂生産の合弁事業を解消したと発表した。

東レ、高機能樹脂の生産能力を増強
東レはこのほど、高機能樹脂であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂の生産能力増給を決定した。東海工場(愛知県東海市)の生産設備を改造し、2009年4月に年2500トン増強して1万4000トンに引き上げる。

東レ、名古屋を自動車・航空機産業向け中核拠点に
東レは、名古屋事業場にコンポジット(炭素繊維複合材料成形品)製品の技術開発施設「アドバンストコンポジットセンター(ACC)」を設置し、愛媛工場(愛媛県松前町)にあるコンポジット開発センターと愛媛工場と滋賀事業場にあるコンポジット技術部を移転すると発表した。