【新聞ウォッチ】東レ、炭素繊維で自動車部品を量産へ
東レが高強度・軽量材料の炭素繊維を使った自動車部品事業に乗り出すという。きょうの日経が1面トップで報じている。記事によると「2010年にも約300億円を投じて開発機能を備えた専用工場を名古屋市に建設、トヨタ自動車などに売り込む」。
東レ・ダウコーニング、自動車のきしみ音を軽減・防止する潤滑剤を発売
東レ・ダウコーニングは自動車のドアパネル、アームレスト、ダッシュボードなどのプラスチック部品や皮革用品のきしみ音を軽減・防止する常温硬化タイプの乾燥潤滑剤『モリコートD-96 AFコーティング』を8月上旬から発売する。
東レ、植物繊維強化ポリ乳酸プラスチックを開発
東レはこのたび、ポリ乳酸(PLA)とセルロールを主成分とする植物繊維をコンパウンドして、耐熱性と剛性、成形性を向上させた植物繊維強化PLAプラスチックを開発した。
東レ、日米仏3拠点で炭素繊維の設備増強
東レはこのほど、航空機用途をはじめとするPAN系炭素繊維の本格的な需要拡大に対応するべく、日米仏3拠点で同時に炭素繊維「トレカ」複合材料の生産設備増強を決定した。
【エコプロダクツ06】車体重量を300kg軽くする方法
「自動車に使われている鋼材をすべて炭素繊維に置き換えたとしたら、車両重量が300kg軽くなる。それによって、燃料が36%節約でき、二酸化炭素が17%削減できる」
炭素複合材の自動車への応用も有望---飛行機シンポジウム
自動車への適応拡大が有望視されている素材に、炭素繊維強化樹脂複合材(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)がある。鉄との比重は4分の1、比強度は10倍となっており、軽く、強い新素材だ。
サトウキビなど原料のフロアマット---三菱自動車と東レが開発
三菱自動車と東レは、植物由来の原料から製造するポリ乳酸樹脂(PLA)繊維に、ナイロン樹脂繊維を組み合わせて耐久性を確保したフロアマットを共同開発した。
東レの工場で火災、トヨタ車の生産に影響の懸念も
2日午後2時50分ごろ、東レの名古屋事業場第1ナイロン66樹脂重合工程の熱媒循環ポンプ付近で出火、火災は午後3時49分ごろ鎮火したものの、ナイロン66樹脂製品の生産ラインを停止したままだ。トヨタ自動車などの国内生産に影響が出る可能性がある。
【新聞ウォッチ】東レの名古屋工場で火災、トヨタなどに影響も
2日午後、名古屋市港区大江町の東レ名古屋事業場で従業員2人が重いやけどを負う火災があり、火災は1時間後に消火したが、第1工場の生産ラインの一部が停止した。きょうの各紙が報じている。
硫酸の煙がトヨタ車を溶かす---東レに10億円規模の賠償請求
トヨタは26日、輸出するために保管していた新車700台あまりが、保管場所の近くにある東レ東海工場の事故によって損傷したとして、同社に対して損害賠償の請求を行うという考えを示した。
