ITS世界会議の会場では、日立グループのブースにiVDRを紹介するコーナーが設けられ、そこにザナヴィ製のナビが出品されていた。ザナヴィのブースにも同じモデルが展示されていたが、日立側は電源ONで操作可能、ザナヴィ側は電源OFFだった。
韓国政府(ITS-KOREA)ブースの一角には、韓国でカーナビを発売するメーカーも出展していた。その中には韓国での人気爆発をバックに、日本への進出を狙うメーカーもある。カーナビにも「韓流」の波が迫ろうとしているのだ。
ITS世界会議の日産ブースでは、発売されたばかりの『フーガ』が中央部に置かれ、実車とモックアップの両方でカーウイングス対応DVDナビのタッチ&トライが行えるようになっていた。
昨年の東京モーターショーでは、カーナビに“ネットピープル”と呼ばれるキャラクターを付加し、ユーザーのリクエストに従い、情報の種類を吟味して提供するエージェント機能を持たせる…というモデルが参考出品されていた。
トヨタショーケースで紹介された開発中の技術のうち、興味深かったのが、カーナビを応用した「ナビ協調安全運転支援システム」という技術だ。一見すぐにも実現しそうな技術なのだが、実はそのハードルは非常に高いという。
レンタカーも、ナビを取り付けているクルマが多くなった。次はETCもほしいところだ。ユーザーは、便利に慣れるとさらなる便利を求めるもの。特に普段自分のクルマにETCをつけて走っているユーザーは、料金所で並ぶ不便を感じているはずだ。
全日本空輸(ANA)とモバイルは20日、2005年度下期から国内線のインフライトエンターテイメントとして、モバイル放送サービスの導入を開始することで合意した、と発表した。導入機種は大型のB777-200型機。
ケンウッドは、低価格ながらクラスを超えた音楽再生能力をもったカスタムスピーカー『RTシリーズ』と、車室内での5.1chサラウンド再生専用のセンタースピーカーやチューンナップスピーカー、リアモニタースタンドなどを11月中旬から発売する。
一時は自動車業界の輝かしい未来を予測するもの、とされ、「2006年にはアメリカで販売されるクルマの半分に搭載される」と言われていたカーマルチメディアシステムだが、普及は思ったより進んでいない。
個人・移動体向け衛星デジタル・マルチメディア放送サービス「モバHO!」(モバイル放送)は19日、ノートブックPCユーザー向けに「モバイル放送PCカードチューナー」を12月24日から発売する、と発表した。