アップル『iPod』とカーオーディオを連携するインターフェイスユニットはパイオニアやケンウッド、そして昨年のCESで最初に発表して話題を呼んだアルパインまでが展示を行い、まさにiPodなしにオーディオを語れない、アメリカにおけるiPodの高い普及がうかがえる。
カーオーディオをクルマに取り付けるとき、誰もがその取り付け状態が気になるところだろう。コンソールにさり気なくたたずませたり、あるいは「ここにあり!」とばかりにその存在をアピールする取り付け方など、それはユーザーの好み次第。そんななかで、『CDA-9855J』が備えた512色ものイルミ機能は気になる存在だ。
ところでiPodには『クリックホイール』と呼ばれる優れたオペレーション機能が採用されている。この操作感はiPodの要といってもよく、多くのライバル機が登場するなかでいまだに一歩先を行く機能であることは間違いない。そんな操作系に慣れた人にも自由に使いこなせるようにと、『CDA-9855J』には『Glide Touch(グライドタッチ)』と呼ばれるオペレーション機能を採用している。
『KCA-420i』は、iPodとアルパイン製ヘッドユニットをダイレクトリンクさせるインターフェイスユニット。これまでのFMトランスミッター方式やAUX-INで接続したときのようなノイズや音質劣化がなく、iPodに収録した楽曲を限りなくクリアに再生することができる特徴を持つ。
2001年11月に発売以来、全世界で600万台を超える大ヒットとなっている『iPod』。記録メディアにHDDを使ったことで、所蔵しているCDのほとんど、あるいはすべてを収録することができ、それがいつでもどこでも楽しめるかつてない音楽の楽しみ方を提供した。これがiPodが大ヒットした最大の理由だ。
2005年、デジタル市場の幕開けは『iPod』(アイポッド)というフレーズで満ちあふれていた。プレミアムブランドを有する自動車メーカーを中心に、iPodは「お墨付き」をもらった格好だ。
例年、東京オートサロンでは、派手なパフォーマンスで群を抜いているアルパインのブース。発表されたばかりの2005年モデルをズラリと勢揃いさせ、iPodコントロールのデモも展開するなど、新商品の魅力が存分に理解できる内容だ。
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パイオニアブースには今回様々なデモカーが用意されているが、その中でも異色中の異色の存在といえるのが、ランボルギーニ『ガヤルド』のデモカーだろう。オーディオデモなので、わずかな時間ではあるが運転席のシートに座ることもできる。
イクリプスのブースでは、自慢のAVNに加え、イクリプスとサウンドモニターのオーディオを展示。ここで目立つのは二つあって、ひとつはズラリと勢揃いしたコンパニオン達と、AVNとサウンドモニターを組み合わせたシステムを搭載したトヨタ『スープラ』である。