全日本空輸(ANA)とモバイルは20日、2005年度下期から国内線のインフライトエンターテイメントとして、モバイル放送サービスの導入を開始することで合意した、と発表した。導入機種は大型のB777-200型機。
モバイル放送専用衛星からの放送波を航空機に設置したアンテナで受信、乗客は、映像番組を機内の42インチ大型スクリーンと15インチ小型モニターで視聴できる。各座席では好みの音楽番組を聴取できる。
現在、ANAの機内では、事前に収録した各種ビデオプログラムや音楽番組を提供しているが、モバイル放送を導入することにより、日本で初めて地上と同様にリアルタイムな映像や音楽を楽しめるようになる。