「CEATEC JAPAN 2007」でパイオニアは、カーナビの新製品や車載用高級スピーカーなどと同時に、研究・開発中のシステムの展示も行った。体験に順番待ちの列ができていたのが、独自の裸眼立体システム「3Dフローティングビジョン」だ。
CEATECにおいて2日、マイクロソフトITS戦略統括部統括部長の平野元幹氏が車載用標準ソフトウェアプラットフォームWindows Automotiveについて説明した。「自動車には他の機器にはない特徴があり、車載機器の開発を困難にしている」ことを指摘。
NECエレクトロニクスは、ナビエンジンでカーナビゲーションシステム市場に本格参入すると発表した。マルチコア技術を採用した業界最高性能のカーナビ向けシステムLSIを製品化し、『ナビエンジン』の名称で、サンプル出荷を開始した。
富士通テンは、地図データを本体内蔵のフラッシュメモリーとSDカードに収録したメモリータイプの業務用カーナビゲーション『TVMM-091』を3日からタクシー会社へ出荷を開始したと発表した。
2日より幕張メッセにて始まったIT・エレクトロニクスの総合展『CEATEC JAPAN 2007』。2日には、Blu-rayディスクアソシエーションによる、記者発表会が行われた。
エプソントヨコムは、カーナビゲーションの測位手法であるDR(推測航法)向けに最適なジャイロセンサ「XV-8000」シリーズのラインナップとして、傾斜実装が可能な『XV-8000LK』を開発したと発表した。
ガーミン社製GPSの日本輸入元であるいいよねっとは28日、PND『nuvi360』向けのファームアップ(バージョン3.40)を公開、位置精度を向上させる補完技術「運輸多目的衛星用衛星航法補強システム」に対応した。
パイオニアは、「楽ナビ」シリーズの新商品として、大容量・高レスポンス・データ書込みなど高性能・高機能を有する「HDD楽ナビ」5機種と、カーナビの基本性能と機能を実現する「DVD楽ナビ」4機種の合計9機種を発売すると発表した。
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、12気筒エンジン搭載した2+2モデルのフェラーリ『612スカリエッティ』に、BOSE社初のオリジナルデザインとなる車載用ヘッドユニット「インフォテレマティックシステム」を搭載、高機能化とより高い快適性を実現した、フェラーリ「612スカリエッティ・エンハンスト」を発売する。
07年モデルのサイバーナビでは、「知の共有」を謳うスマートループ構想がいよいよ本格化した。サイバーナビの先端機能を、「楽ナビ」ユーザーはどう見ているのだろうか。