ITS世界会議の会場では、日立グループのブースにiVDRを紹介するコーナーが設けられ、そこにザナヴィ製のナビが出品されていた。ザナヴィのブースにも同じモデルが展示されていたが、日立側は電源ONで操作可能、ザナヴィ側は電源OFFだった。
NTTドコモのブースでは、携帯電話を使ったテレマティクスのデモが行われていた。携帯電話をフルに活用し、所有者のパーソナライズから人車間通信までやってしまおうというもの。
2004年4月27日から開始していた首都高速夜間割引社会実験は、当初の予定では04年11月1日までだったが、05年3月31日まで延期することとなった。延期期間は約5カ月。
韓国政府(ITS-KOREA)ブースの一角には、韓国でカーナビを発売するメーカーも出展していた。その中には韓国での人気爆発をバックに、日本への進出を狙うメーカーもある。カーナビにも「韓流」の波が迫ろうとしているのだ。
ダイムラークライスラーブースでは、同社が研究開発を進める車車間通信のデモンストレーションが行われていた。車車間通信によって、前方の状況を後方に伝達し、それによって渋滞回避や、緊急車両の通過を円滑に伝達しようというものだ。
ITS世界会議の日産ブースでは、発売されたばかりの『フーガ』が中央部に置かれ、実車とモックアップの両方でカーウイングス対応DVDナビのタッチ&トライが行えるようになっていた。
昨年の東京モーターショーでは、カーナビに“ネットピープル”と呼ばれるキャラクターを付加し、ユーザーのリクエストに従い、情報の種類を吟味して提供するエージェント機能を持たせる…というモデルが参考出品されていた。
首都高速道路公団では、回数券の偽造対策として回数券制度の抜本的な見直しを図ると同時に、その代替案として新たなETC割引を期間限定で導入することを決定した。
トヨタショーケースで紹介された開発中の技術のうち、興味深かったのが、カーナビを応用した「ナビ協調安全運転支援システム」という技術だ。一見すぐにも実現しそうな技術なのだが、実はそのハードルは非常に高いという。
ホンダの中古車販売子会社、ホンダ中古車販売とTVオークション大手のオークネットは26日、中古車オークション事業で提携したと発表した。オークネットの中古車TVオークション内にホンダ車専用コーナー「ホンダチャンネル」を開設する。