国土交通省は21日、全国で社会実験を進めてきたスマートIC(ETC専用のインターチェンジ)について本格導入を開始すると発表した。全国18カ所のスマートICについて、10月1日から本格導入へと移行する。
11月1日から開始される二輪車ETCの本格運用に伴い、高速道路会社各社は、これまで暫定的に実施されていたETCカード単体の割引を終了する。
国土交通省有料道路課と高速道路6社は、21日、二輪車ETC本格運用開始日を発表した。11月1日0時から全国一斉に開始する。現在四輪車が走行可能な全国のETCレーンのすべてで利用できる。
国土交通省道路局は、9月8日−14日のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、全国の1日あたりの利用率は63.2%と前週よりも0.2%と微増ながら増加した。
14日、長野県阿智村の中央高速道路下りでトラックなど21台が絡み、4名が死亡した事故が発生した。現場は下り坂の急カーブで事故が多発している地点であると、地元や中央高速道路を利用するドライバーからは指摘されていた場所だ。
日産自動車は10月から神奈川県で交通事故の低減や渋滞緩和を目指す「SKYプロジェクト」の実証実験をスタートさせるが、このプロジェクトを推進するに当たって、山下光彦副社長の決断が大きく左右したという。
日産自動車は10月からITSを活用した「SKYプロジェクト」の実証実験を神奈川県でスタートさせる。その実証実験が15日、報道陣に公開された。1台が迷子になったり、ハプニングもあった。
日産自動車が神奈川県警などの協力を得て横浜市で10月にスタートさせるITSの「SKYプロジェクト」実証実験では、情報を得たドライバーが実際にどのような運転行動を取ったかのデータを収集、安全支援の効果検証も行う。
日産自動車は15日、神奈川県でのITS実証実験である「SKYプロジェクト」を10月から開始すると発表した。同日、横浜市でメディア関係者に実験の内容をデモンストレーションした。
昨年8月のある夜、英国マンチェスターの道路を、一台のバンが制限速度を超えて走行していた。道路脇に設置されていたスピード違反監視カメラは、違反の事実を記録した。フラッシュが光った瞬間、そのバンを運転していたドライバーに悪魔がささやいた。