ETCシステム取扱道路管理者は、ETCシステム利用規定・ETC実施細則を9月29日に改正、10月1日から施行した。スマートICが10月1日からいくつかのところで実用化されたことに伴い、それらの利用方法を盛り込んだりしている。
英国ロンドンで開催中の第13回ITS世界会議では、日本サプライヤーが積極的に安全技術やソリューションを転じている。
英国ロンドンで開催中の第13回ITS世界会議では、欧州で人気のPND(パーソナルナビゲーションデバイス)の展示が活況を呈していた。中でも注目は、オランダのPNDメーカー TomTomのブースだ。
2007年のITS世界会議は、北京で開催される。北京は、2008年のオリンピック開催を控えていることもあり、ITS世界会議は、その準備として位置づけられてる。
1980年代より、イギリスのバス路線では、SVD(Selective Vehicle Detection)という、特定の自動車を検出するシステムが採用されている。
現在ロンドンでは、渋滞課金(Congestion Charge)と呼ばれる、ロンドン中心部の指定地域に自動車が入った場合に8ポンド(1760円、ゾーン内居住者は90%割引)を支払う制度が採用されている。この渋滞課金ゾーンは、2007年2月より、西に拡大されることが決まっている。
英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」の展示会場では、ロンドン交通局(TfL: Transport for London)が、すでに実用している携帯型監視カメラ(Portable Enforcement Camera)も展示していた。
英国ロンドンでは、地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用する際に、「オイスターカード」と呼ばれる非接触型のICカードが利用されている。開催中の「第13回ITS世界会議」では、プレスや出展社などに、オイスターカードを無料で進呈されていた。
イギリス、ロンドンで開催された第13回ITS世界会議において、ITSジャパンのブースでは日本の先進技術やサービス、様々な社会実験を中心とした展示を行っている。
毎年、ITS世界会議に積極姿勢で参加するトヨタは、今年のテーマとして「Drive ITS Dreams.」を提唱。「安全」「環境」「快適」というITSの3要素を軸に、わかりやすく現実感のある展示を行っていた。