台風22号の影響で異例の順延となった日本GP予選。日曜日の午前中で行われた予選でB・A・R・ホンダの佐藤琢磨が4番手タイムを出し、セカンドローを獲得した。
日本のモータースポーツ発展のために故・本田宗一郎が完成させたサーキット。珍しい立体交差を持つ8の字型の形状には、多種多様なコーナーが含まれている。テクニカルなサーキットで、スパと並んでドライバーからの人気が高い。
台風22号の接近による悪天候のため、F1日本GPでは明2日・土曜の公式練習、予選は行なわれず、3日・日曜の決勝当日午前中に両方とも行なわれることになった。土曜日、サーキットは閉鎖される予定。
2005年ドライバー発表がいまだになされていないB・A・R・ホンダ。すでにウィリアムズ行きの決心の固いジェンソン・バトンの後任として複数のドライバーの名前が取りざたされている。
いよいよ今週末に開催の迫った日本GP。開幕となる8日金曜から天気はゆっくりと下り坂。金曜日の予報は曇り。予想最高気温は24度となっている。現時点の予報では土曜日から降り始めた雨が日曜日まで続きそうとのこと。
中国初開催の中国GP。金曜日のセッション中にエンジン交換を強いられ、10番グリッド降格などで日曜26日の決勝は18位スタートとなった佐藤琢磨。スタートで大きく順位を上げた後、順調にポジションを上げ6位フィニッシュ。
ここ2戦、勝利から遠ざかっている2004年ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハ。水曜日に予定されていたプロモーション活動のため、月曜から東京入りする慎重さで目指すは、もちろん日本GP勝利である。
日本GP開幕前にも新F1チーム誕生が発表されるかもしれない。イタリアに本拠地を置くダラーラだが、2006年からF1入りするものとみられていた。ところが、ジャガーの撤退を受け、1年計画を前倒しにする可能性が出てきたという。
鈴鹿でのホームグランプリを前に、佐藤琢磨に朗報。来季もB・A・R・ホンダから参戦することが発表され、3度目の母国グランプリに懸ける意気込みも熱い。
F1日本GP(10日決勝)を前に5日、B・A・R・ホンダ関係者が、東京都内のホテルで記者会見を開催した。木内健雄(本田技術研究所、F1プロジェクトリーダー)はマシンの完成度を尋ねられ、「60%」と答えた。