ここ2戦、勝利から遠ざかっている2004年ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハ。水曜日に予定されていたプロモーション活動のため、月曜から東京入りする慎重さで目指すは、もちろん日本GP勝利である。
「日本は時差が大きいから、出来るだけ早く移動したんだ。時差と天候の違いは決して侮ってはならない要素。到着が遅すぎると、余計なストレスがかかってしまうからね」
「僕たちは類い希なるシーズンを送ってきた。僕らが目指すのはただ勝利のみ。それしかないよ。上海では物事がスムーズに進まなかったけれど、それはすでに過去のこと。一度ぐらいそんなことがあるのはむしろ普通のことだ」
「鈴鹿はいい思い出がたくさんあるサーキットだから、レースが待ちきれないよ」と、シューマッハは語っている。