2004年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第7戦「UAEデザートチャレンジ」が11日、UAE=アラブ首長国連邦で開催された。“砂漠の挑戦”2日目は、日産ピックアップのドメビウスが総合首位に立った。
10日の鈴鹿でのレースを最後に、現役F1ドライバーとしてのキャリアに別れを告げたトヨタのオリビエ・パニスが、レース後感想を語った。
今シーズン圧倒的な強さを誇りながら、ベルギー、イタリア、中国と優勝を逃した2004ワールドチャンピオン、ミハエル・シューマッハ。鈴鹿では久々に無敵の強さを見せ、完勝したシューマッハは日本での勝利をブリヂストンへ捧げた。
ホンダの地元で日本で参戦100戦目を迎えたB・A・R。ジェンソン・バトン3位、佐藤琢磨4位と納得に行く結果で、最大のライバル、ルノーとの差を16ポイントまで広げた。
ダカールラリーの前哨戦ともいうべき、2004年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第7戦「UAEデザートチャレンジ」が11日、UAE=アラブ首長国連邦のアブダビ市内でスタートした。
三菱自動車にとって名実ともに初となる、ワールドラリーカー『ランサーエボリューションWRC』がサンレモラリーでデビュー、マキネンは4つのラリーで優勝したが、ドライバーズポイント、マニュファクチャラーズポイントともに、3位に留まった。
パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、トヨタでの初戦となったヤルノ・トゥルーリが11位でフィニッシュ、このレースで一線を退くオリビエ・パニスは、14位で最後のレースを締めくくった。
午前中の予選結果を経て、10日午後に行われた日本GP決勝。ポールポジションからスタートしたミハエル・シューマッハが約85分間ほぼ完璧にレースを支配して優勝。今シーズン13勝目をマークした。
1:M. シューマッハ(フェラーリ)/2:R. シューマッハ(ウィリアムズ)/3:バトン(B・A・R・ホンダ)/4:佐藤琢磨(B・A・R・ホンダ)/5:アロンソ(ルノー)/6:ライコネン(マクラーレン)
F1日本グランプリ決勝、予選5番手からスタートしたB・A・R・ホンダのジェンソン・バトンは3位入賞。4番手からスタートしたチームメイトの佐藤琢磨は4位でフィニッシュ、今シーズン8度目のポイント獲得となった。