10日の鈴鹿でのレースを最後に、現役F1ドライバーとしてのキャリアに別れを告げたトヨタのオリビエ・パニスが、レース後感想を語った。
「結果に満足してはいないが、今日のレースではベストを尽くしたと思う。悪天候で限られた走行しかできなかったため、タイヤチョイスにはリスクを伴った。決勝ではタイヤの具合が思わしくなく、プッシュすることができなかった」
「でも僕にとってF1ラストレースを日本のファンの前で戦うことができたことはすごく幸せ。11年のレース生活に別れを告げるのは特別な瞬間だった。2年間という楽しい時間をくれたパナソニック・トヨタ・レーシングのみんなに感謝したい。彼らのサポート、彼らが作り上げたマシンは僕とって最高の贈り物だった」
「今日でレースは終わりだけど、僕自身の活動は終わりじゃない。サードドライバーとしてトヨタと2年契約を結んでいるし、これからもチャレンジを続けていきたい」