デンソーは、2005年のモータースポーツ(4輪、2輪)協賛内容を決定した。本年はパナソニック・トヨタ・レーシング・F1チームにオルタネータが追加採用、スバルワールドラリーチームでも、スパークプラグが新規採用となった。
今年のF1は「2グランプリ1エンジン」という大きなレギュレーション変更があった。それに対しホンダF1プロジェクトリーダーの木内健雄は、「一応目処はついた」とコメント。
ラッキーストライクB・A・Rホンダ代表のニック・フライは、「昨年は素晴らしい年だった。優勝はしていないが、我々のチームはコンストラクターズポイントで2位になった。今年、まず初優勝を実現したい」と、抱負を語った。
今年もホンダ・パフォーマンス・デベロップメントが、イルモア・エンジニアリングとテクニカルパートナーシップを組む体制で、ホンダV8「H15R」エンジンを以下の4チーム、10名(台)に供給する。
今年、ホンダは2005年スーパーGT(旧:全日本GT選手権)に、3チーム8名体制で参戦する。今年はホンダの名を冠したチームでも参戦することになる。
4輪レースの最高峰となるF1について福井威夫社長は、B・A・R・ホンダに資本参加したことから「今季はワールドタイトルを目指していく」と述べ、まず1勝を目指していくと宣言した。
26日、東京都内新高輪プリンスホテル・飛天の間において、2005年ホンダ・レーシング体制発表記者会見が開催された。ホンダ代表取締役の福井威夫社長は、ホンダにとってのモータースポーツ活動を「クルマに例えるとエンジンに相当する」と表現した。
今季、トヨタが参戦する“4大カテゴリー”として位置づけられるのは、F1を筆頭に、アメリカのIRLとNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ、そして日本のスーパーGT(旧:JGTC)ということになる。
今季からトヨタF1に加わったラルフ・シューマッハが25日、トヨタのモータースポーツ活動発表会に登場し、2005年シーズンへの意欲を語っている。「僕のこれまでの経験から判断して、『TF105』はスタート段階でとても良い素性をもっている」
25日、東京都内・東京全日空ホテルにおいて、トヨタの2005年モータースポーツ活動発表会が開催された。その席上、服部哲夫・専務が「表彰台を獲得したい」と、05年の巻き返しを宣言した。