1年ぶりにF1レギュラードライバーとしてザウバーから復帰したジャック・ビルヌーブ。予選では4番グリッドを獲得しつつも、じりじりと後退し13位に終わったオーストラリアGP(6日決勝)を終え、「まだまだ課題は山積み」と厳しい感想を述べた。
オーストラリアGP、雨に祟られた5日土曜の第1予選でクラッシュし、最後尾からのスタートとなった6日の決勝レースでもペースが上がらず、下位に沈んだB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。昨年の快進撃とは打って変わっての苦しい開幕ぶりに、佐藤の表情も曇りがちだ。
F1オーストラリアGP決勝、ブリヂストンタイヤ・ユーザーでは、ルーベンス・バリケロ(フェラーリ)が2位でゴールし、表彰台に登った。「11番スタートを考えれば上出来の結果」とフェラーリのテクニカル・ディレクター、ロス・ブラウン。
三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、10日から13日にメキシコで開催される2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリーメキシコで、アクティブ・センターデフを搭載した『ランサーWRC05』の2台で参戦する。
6日、アメリカ・マイアミではインディカー・シリーズが開幕。 半数以上が戦列を去る大荒れの初戦は、ウェルドン(ホンダ)が勝利。松浦孝亮とロジャー安川はそろって上位争いに加わるパフォーマンスをみせながら、アクシデントで完走ならず。
2005年開幕戦を制したルノーのジャンカルロ・フィジケラ。前回の優勝はレース後の裁定により決まったものだったため、表彰台の頂上に登るのはこれが初めてとあって喜びもひとしおだ。
2005年のインディカー・シリーズにフル参戦する日本人ドライバーは2人。昨年ルーキーオブザイヤーを獲得した松浦孝亮と、参戦3年目となるロジャー安川だ。
オーストラリアGPでミハエル・シューマッハ(フェラーリ)と接触し、リタイアに終わったウィリアムズのニック・ハイドフェルドがレース後シューマッハへの怒りを露にした。「ミハエルは理想ラインから外れていたんだ」
6日の開幕戦でノーポイントと苦しいスタートを切ったB・A・R・ホンダ。ジェンソン・バトン、佐藤琢磨ともにレース終了直前、マシンをガレージに入れた。これは今年から新たに2レース制となったエンジンルールの抜け穴を狙ったもの。
F1がオーストラリアで開幕戦を迎えた3月6日(日)、アメリカ・マイアミではインディカー・シリーズが開幕。 終盤の多重クラッシュを含め、半数以上が戦列を去る大荒れの初戦は、ダン・ウェルドン(ホンダ)が勝利。