ミッドランドが2月3日、2006年チャレンジャー「MF1トヨタM16」発表会を開催した。グレーと赤に彩られた真新しいマシンはワールドチャンピオンシップ56年の歴史の中で初めてロシア国籍のライセンスを持つ。
誕生したての新チーム、スーパーアグリが2006年シーズンに先駆けて行われるテストの概要を明らかにした。チームがシーズン序盤戦を戦うのは2002年型アロウズを改良したもの。
昨年、ジョーダンチームを買収し今年から正式にミッドランドとしてスタートするMF1レーシング。昨シーズン高い完走率を誇ったジョーダンを支えたトヨタ・エンジンの性能を高く評価する。
2006シーズン開幕まで約1カ月となり、F1未来に明るい兆しが見えてきたようだ。スポーツ収入分配の不平等から、2008年をもって期限切れとなる現コンコルド協定延長を拒否してきた自動車メーカー連合(GPMA)が、軟化した。
ユニークな氷上レースとしておなじみになった「アンドロストロフィ」2006年シーズンの最終戦が、フレンチアルプスのシュペールベスで開催され、キア『リオ』に乗るイバン・ミュラーが世界選手権を獲得した。
2005年史上最年少ワールドチャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソが新シーズンを前に抱負を語った。「2006年は僕にとってまったく新しいチャレンジ。全てが一からスタートする」
2007年、アロンソのマクラーレン移籍を受け、今シーズン最も注目されるドライバーとなるのがルノーのフィジケラだ。チーム内の立場も大幅に改善される見通しがあるとあって、フィジケラの今シーズンに賭ける意気込みは高い。
1月31日、ルノーがモナコでニューマシン「R26」の発表会を開催した。昨年度チャンピオン、アロンソが2007年からマクラーレンに移籍することが決定済みであることから、F1撤退も噂されるルノー。だがゴーン社長はF1参戦継続を明言。
スバルブースに参考出品車として展示されていた『インプレッサWRX STI specC V-Limited 2005 Tuned by Arai』は、競技向けに市販されている「STIスペックC」をベースに、ラリースト・新井敏弘がチューンナップを施したロードゴーイングマシンだ。
1月25日に新型車発表会を開催し、バルセロナでニューマシンのテストを続けていたホンダ陣営。新しいV8エンジンは真新しい「RA106」との相性も良く、チームでは信頼性に自信を見せている。