フォーミュラ・ニッポンでは、今季からホンダとトヨタのエンジン対決が始まる。しかし、これは「同一性能に調整してから、各チームに手渡す」ことが“御題目”となっており、対決ムードは控えられている状況だ。この日の会見でも、あまりスポットライトが当たることはなかった。
トヨタ、日産との激しい攻防が続くスーパーGT(500クラス)には、昨年同様ホンダは、3チーム4台の『NSX』を投入する。ホンダの2006年モータースポーツ活動発表会が20日、東京都内で開催された。
昨年は、強気の発言が目立った福井社長だが、今年は控えめな発言に終始。結果を出すまでは公の席で大きなことは言わないということなのだろう。しかし、懇親会では、「F1第一戦の予想は」との質問に対し、福井社長は「もちろん優勝」と力強く語った。
アメリカ最高峰のインディカー・シリーズ=IRLについては、今季はホンダが唯一のエンジンサプライヤーとなり、ライバルと競う立場から、カテゴリー全体を支える立場に変わった。V8の「HI6R」を供給する。
スーパーアグリ・フォーミュラ1の鈴木亜久里チーム代表は、20日の「2006 Honda Racing 体制発表記者会見」に姿を見せ、あらためて今シーズンに向けての決意表明を行なった。「日本GPに帰ってくるころには、キチンとF1を戦えるチームに」。
ホンダの2006年モータースポーツ活動発表会が20日、開催された。会見には、Honda Racing F1 TeamのチームCEOであるニック・フライ(旧BAR代表から留任)、エグゼクティブアドバイザーの和田康裕、シニアアドバイザーの関野陽介の三氏が出席した。
ホンダの2006年モータースポーツ活動発表会が、2月20日、東京都内で開催された。F1においては“オールホンダ”が復活するなど、話題豊富にして節目のシーズンともいうべき今季、“Honda Racing”はF1を含めた参加全カテゴリーに、全力で臨む。
長らく登場の待たれた新エアロパッケージを引っさげ、イタリア、バレルンガでテストを実施中のトヨタ。あいにくの雨と低温のためにプログラムに影響が出たものの、テクニカルディレクターのマイク・ガスコインはバーレーンに持ち込む予定の新エアロパッケージに自信を持ったよう。
今年のアメリカGPをもってF1開催の契約が期限切れとなるインディアナポリス。昨年の騒動の影響からインディ側が契約を更新する可能性は低いと見られ、エクレストンはアメリカGPの開催地を探している。最善策はラスベガスでの公道レース、とエクレストン。
スーパーアグリF1の正ドライバーに決定した佐藤琢磨がコメントを発表。佐藤琢磨:「スーパーアグリの全員がこの短期間でここまで到達するために素晴らしい仕事をしてくれた」