ホンダレーシング…F1はワークス

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ホンダの2006年モータースポーツ活動発表会が20日、開催された。会見には、Honda Racing F1 TeamのチームCEOであるニック・フライ(旧BAR代表から留任)、エグゼクティブアドバイザーの和田康裕、シニアアドバイザーの関野陽介の三氏が出席した。

「我々はホンダの“ワークス”になりました。エンジンもシャシーもストロングな仕上がりです。今シーズンに向けて、良いポジションにいるはずです。開幕戦から勝利へのチャレンジができると思いますよ」(フライ氏)

「先週は開幕の地であるバーレーンでテストをしました。予定どおり、順調にきています。今季からはホンダの看板を背負うので、私自身、緊張もしております」(和田氏)

「ジェフ(ウイリス、テクニカルディレクター、BARから留任)と議論を重ねて、今年は基本フォルムの空力効率が良いマシン、(ウイングや細かい空力パーツなどの)付けモノに頼らないマシンの開発を目指しました。新しいV8エンジンについては、テストで長いマイレージを走ることができましたので、信頼性も確保できたと思います」(関野氏)

テストシーズン真っ盛りとあって、ドライバーのルーベンス・バリチェロとジェンソン・バトンは会見に姿を見せられなかったが、首脳陣のコメントと表情から、3月12日決勝の開幕戦バーレーンGPへの手応えのほどがうかがえる。

00年の復活以来、いまだ勝利のないホンダが、今季初戦で悲願の勝利をつかめるか。実現すれば、オールホンダとしては39年ぶりの通算3勝目、ホンダF1エンジンとしては14年ぶり通算72勝目となる。

《遠藤俊幸》

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