ラグジュアリー・クーペのコンセプト『Xクーペ』を公開したデザイン開発会社、スタジオXジーン。実はこの会社、中国企業ではなく台湾に本拠地があるのだが、昨年の北京モーターショーに続いて上海でも出展を果たしている。
近年の中国は、F1やモトGPなど国際規格のレースをはじめ日本のスーパーGTなども開催するなど、徐々にモータースポーツが盛んになってきている。それを反映してか、GMではスポーティさを強調したモデルをアピールしていた。
韓国では新型車がデビューする度にデザイン模倣問題が持ち上がる。最近ではヒュンダイ『ソナタ』とホンダ『アコード』のリアデザインが酷似しているとして、新聞で大きく報じられる事態にもなった。
ルノーサムソンはソウルモーターショーの会場に現在ラインナップしている『SM3』、『SM5』、『SM7』の3車種を持ち込んだ。いずれも日産車がベースとなっている。これは日産とサムソンは共にルノーとアライアンスの関係にあるためだ。
欧米資本と合弁したメーカーが中心の上海モーターショーだが、独立系メーカーもいくつか出展。その中で、ブース面積は小さいながらも気になったのが中順汽車だ。主力車種はトヨタ『ハイエース』のデッドコピーともいえる『世紀』。
上海モーターショー、長安汽車ブースのステージで華々しく公開されたSUVコンセプト『御風』。SUVでありながら陸風汽車ブランドではなく長安汽車のマークがついているのも不思議なのだが、御風にはさらに興味深いポイントがある。
長安汽車のブースの奥に、聞き慣れないブランドのコーナーがあった。そのブランドの名は「陸風汽車」。長安汽車のラインナップのなかで、ミニバンとSUVがこのブランドに分類されることになるらしい。
「『ASIMO』(アシモ)のぬいぐるみを貰ったぞ」---ソウルモーターショーでホンダのプレスブリーフィングに出席した韓国・地元紙の記者は、韓国でも大人気のASIMOをゲットして大喜び。
今回の上海モーターショーは、前回よりもSUV系の出品が増えた。上海や北京など大都市ではトヨタ『ランドクルーザー』のような高級SUVがステータスであり、地方都市では「悪路を走るための生活クルマ」として市場が拡大しているからだろう。
GMデーウが間もなく発売を開始する大型ラグジュアリーセダンが『ステーツマン』だ。2.8リットルV6エンジン搭載モデルと、3.6リットルV6エンジン搭載モデルの2タイプがラインナップされている。