ホンダ福井威夫社長は二輪車開発の方向性についてこう述べた。「先進創造という個性に加えて、環境・安全に対して徹底的に取り組み、二輪車の本質的な楽しさ、つまり操る楽しみである“Fun”の要素をより高めていく」。
「人と、地球と走る」。トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は24日、「東京モーターショー2007」のプレスブリーフィングでこう語り始めた。
アウディジャパンは、24日から始まった「第40回東京モーターショー」で世界初公開となる『メトロプロジェクトクワトロ』コンセプトカーを発表した。
東京モーターショーにスズキが出展したコンセプト『Kizashi 2』(キザシ2)は、フランクフルトモーターショーに登場したコンセプト『Kizashi』(キザシ)の、裏バージョンともいえる存在。車高を高めたSUVテイストだ。
東京モーターショー、トヨタ自動車は『iQコンセプト』を公開、環境への負荷の小さい超コンパクトボディと、高効率パッケージが特徴。
東京モーターショー2007、ホンダと同時間に開催された光岡自動車のプレスブリーフィング。「『オロチ兜』はまさに戦に挑むがごとく、気迫をまとったデザインに仕立て直しました」。つづけて青木孝憲デザイナーは、モーターショー会場のよりよい場所にブースを構え、より知名度を持つブランドのスーパーカー開発競争に対して、ゆっくり、気迫をこめて非難した。
東京モーターショーでトヨタは、遠未来型のコンセプトカー『1/X』(エックス分の1)を公開、劇的な省エネルギー・省資源を達成するクルマ作りのあり方を提案している。
トヨタ自動車は、レクサスブランドの参考出品車2台、市販乗用車6台を出品する。ブースのテーマは特に定めていないが、21世紀の新しいグローバルプレミアムブランドとして、スペシャリティSUVとプレミアム2シータースポーツを参考出品する。
ダイハツ工業は創立100周年を機に新しく制定したグループのスローガン「Innovation for Tomorrow」をテーマに、軽オープンスポーツの未来形『OFC-1』など4車種6台の参考出品車と、6台の市販車を出品する。
マツダのプレスブリーフィングでは、水素ロータリーエンジンを搭載した『RX-8』の大量受注が井巻社長から披露された。納入先はノルウェー政府によるプロジェクト推進機関の「HyNor(ハイノール)」。