モーターショー来場者の狙いは千差万別だ。世界初出品のコンセプトカーを見に来る人、環境・安全などの新技術の展示に釘付けになる人、さらにステージイベントのパフォーマンスに魅了される人。もちろん、コンパニオンがお目当ての人も。
韓国のキア自動車は、来年1月のデトロイトモーターショーで新型の7人乗りSUV『ボレーゴ』を2009年モデルとして発表する。
「張会長とのユーザーミーティング」の席で、ゲストパネリストに迎えられたタレントの真鍋かをりさんは「未来のクルマ」についての質問に対し「マニュアル、オートマ、自動走行が、その時々で自由に選べるクルマがあればいい」と述べた。
会場内で開かれた一般ユーザーとの公開ミーティングで、日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)は「入社(昭和35年)当時、初任給はわずか8000円、『クラウン』の価格は100万円もしてマイカーを持つのは高嶺の花」と語った。
東京モーターショーを主催する日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)と一般ユーザーたち語り合う「ユーザーミーティング」が8日、午後2時から幕張メッセ会場内の国際会議室で開かれた。
「オヤー! 大きなペットじゃないの!?」---東京モーターショー会場の西ホールと中央ホール間の「やすらぎのモール」にある東京電力の展示ブース。その前に足を止めると、かわいらしいクルマが部屋の中にすっぽり収納されているのでビックリする。
東京モーターショー会場・幕張メッセの西休憩ゾーンに設けられた「ライフスタイルパーク」では、連日さまざまなイベントが行われている。なかでも子供たち含め、来場者の注目度が高いのがトライアルデモンストレーションだ。
東京モーターショーのお楽しみのひとつに、ダンスや音楽を使った派手なパフォーマンスがある。ダンサー、振付師、演出家、ミュージシャン、作曲家といったクリエイターにとって、会期が2週間以上にわたる東京モーターショーは、結構大きな発表の場。それだけに思いがけず気合いの入った作品や演技が登場することも。
ヤマハ発動機が東京モーターショーに展示した、ビックスクーターのコンセプトバイク『LUXAIR』(ラクシア)は、水冷エンジンとモーターのハイブリッド車。
トヨタ系の部品メーカー、豊田工機と光洋精工が合併して誕生したJTEKTは、発足後初めて東京モーターショーへのお目見え。アクティブステアリングやトランスミッションなどの先端技術を多数出展するなど、新ブランドの存在感をアピールしている。