東京モーターショーを主催する日本自動車工業会の張富士夫会長(トヨタ自動車会長)と一般ユーザーたち語り合う「ユーザーミーティング」が8日、午後2時から幕張メッセ会場内の国際会議室で開かれた。
タレントの真鍋かをりさん、モータージャーナリストの石川真禧輝氏をパネリストに迎え、赤池学氏のコーディネートで約2時間にわたり、一般公募のユーザー30人たちと「クルマの夢、楽しさ、素晴らしさ」をテーマにホンネで語り合った。
最近の“若者のクルマ離れ”などを裏付ける実態調査のグラフをスライドでスクリーンに映しながら、会場に集まった来場者も参加して、「クルマに夢や楽しさを感じられるか」「クルマに乗るときは環境に意識するか」などを質問、その回答を参考に討論を行った。
参加したユーザー側からは「その日の用途によって1人乗りや7人乗りに変化するクルマ」や「家の中に収納できるクルマ」さらに「陸と海と空を自在に走れるクルマ」「タイヤもカラフルにしてほしい」など、ユーザーの考える「夢のクルマ」を思い思いに語ってもらうと、張会長がうなずいたり、熱心にメモをとるシーンもみられた。