日本メーカー系チューナーでアメリカ市場最後発となったNISMO(ニスモ、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)の第一弾は、月産3000台ペースで売れまくる『350Z』(日本名『フェアレディZ』)の対応パーツ。
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社は、日産『エルグランド』用NISMOエンジンチューニングメニュー『スポーツセッティング』を追加設定し、全国のNISMOショップを通じて発売した。
三菱自動車工業は11日、小型乗用車『コルト』の発売1周年を記念して、特別仕様車「コルト ファーストアニバーサリーエディション」を発売した。12月末までの期間・台数限定販売とする。
マツダの自社カスタム部門、マツダスピードでは、『RX-8』に期待大。これまでに他のモデルで米専用にターボモデルを発売した経験があり、RX-8ターボの近年中の登場も充分予想される。
『インプレッサWRX』を主力とするスバルは、US専用の2.5リットル搭載「STi」仕様で三菱『ランエボ』に対抗。STiについて、SPT販路の中でより積極的なセールス攻勢をかけるとの発表があった。
『ランサー・エボリューション』人気で沸く三菱ラリーアート。米国仕様はAYC、ADC未装着で5MTのランエボに、「RS」バージョンが登場。パワーウインド、リアウイングなどを省略して約70kgを軽量化。
ホンダは今回、アキュラ向けのアフターマーケットの新ブランド、「Aスペック」を発表。『TL』や『TSX』(日本のホンダ『アコード』)対応のエアロパーツを参考出品。
いすゞ自動車は10日、大型トラック『ギガ』シリーズを、新短期排出ガス規制(平成16年)に適合させて発売した、と発表した。PM(粒子状物質)は、国土交通省の超低PM排出ディーゼル車75%低減レベルを取得。規制実施より、1年先行して規制対応を図った。
トヨタはコンセプトカーのレクサス『IS430』を出品。IS300(『アルテッツア』の3.0リットル仕様)に、レクサス『SC430』『LS430』(『ソアラ』『セルシオ』)用のNA4.3リットルエンジンを搭載する。
さる10月についにNISMOが上陸。これで、日系ワークスチューニングたちは全て、米国市場に出揃ったことになる。これからジャパニーズチューニングがどう進化するのか、現地業界関係者の注目は集まっている。