よくぞ、スバルは作ってくれた。ついに2.5リッターのターボが日本に上陸。そのうえ、6速MTを搭載し、ブレンボブレーキと18インチのタイヤを履くこのクルマは、フォレスターのボディを被せたインプレッサとしかいいようがない。
三菱、よくやった!何で今までビルシュタインのダンパーを採用しなかったのか? 高速コーナーでサスが一度だけリバウンドしてそのまま収まるという姿勢は、今までとエラく違う。
硬めで背筋がピンと伸びるシート、立って座らせられるポジション、全長わずか約4.4mなのに、大人7人と荷物がそこそこ乗るパッケージングは「これぞゴルフ」。
トヨタのサジ加減のウマさが出たクルマだと思う。ドイツ車的な走りの硬さや楽しさと、クラウン的なおもてなし感を合わせ持つ。
レガシィよりよいかもしれないと思わせる運動性能と乗り心地のバランス感が魅力。とくにL.L.Bean仕様は極めてしなやかな乗り味が嬉しい。
MRとなって採用したアイテムの効果がきっちりと感じられる走り。とくにビルシュタイン採用による乗り心地性能アップは大歓迎。
4年半走りを磨き上げたというのが信じられない実力の低さ。申し訳ないがベンチマークとして名前を挙げたメルセデス・ベンツE320にもBMW5シリーズにも到底及ばない。
クラウンらしい堂々とした出で立ちは残しつつ、よりスポーティな若々しさを持って生まれ変わったスタイリングは、若いユーザーの心にも刺さるだろう。
もうこれ以上の進化はないだろう。と新型が出るたびにそう思うランエボだけど、MRはまたまた進化した。とくにエンジン。
2リッターは低速から非常にトルクがあり、7人フル乗車を考えるとこれぐらいのパワーは欲しい。でも、ミニバンにいつもフル乗車しているとは限らず、それならば1.6リッターでも十分だ。