日本初登場の2.5リッターターボエンジンをはじめ、与えられたアイテムを見るとスポーツカー並みでSUVとは思えないスペックが凝縮されていて、よりオンロード指向になったSTi仕様。
輸入車モデルが少ないコンパクトミニバンだけに注目度も高い。デザインはきわめてシンプルだがクオリティは高く、仕上げの美しさが光る。
広告でもロイヤルよりアスリートを前面に出しているところから、スポーティイメージを向上させ、ユーザー層を若返らせたいのは明らか。
デザインと味が完全に変わった新型は、今までのユーザー層よりも、グーンと若くなった。月販売台数の1万台を誇る大ヒットになったのもうなずける。
トゥーランは、いかにもドイツ車らしい味だ。外観のラインはすっきりして無駄がない。カテゴリーとしてミニミニバンには入るが、日本のライバルより若干幅が広め。
よくぞ、スバルは作ってくれた。ついに2.5リッターのターボが日本に上陸。そのうえ、6速MTを搭載し、ブレンボブレーキと18インチのタイヤを履くこのクルマは、フォレスターのボディを被せたインプレッサとしかいいようがない。
三菱、よくやった!何で今までビルシュタインのダンパーを採用しなかったのか? 高速コーナーでサスが一度だけリバウンドしてそのまま収まるという姿勢は、今までとエラく違う。
硬めで背筋がピンと伸びるシート、立って座らせられるポジション、全長わずか約4.4mなのに、大人7人と荷物がそこそこ乗るパッケージングは「これぞゴルフ」。
トヨタのサジ加減のウマさが出たクルマだと思う。ドイツ車的な走りの硬さや楽しさと、クラウン的なおもてなし感を合わせ持つ。
レガシィよりよいかもしれないと思わせる運動性能と乗り心地のバランス感が魅力。とくにL.L.Bean仕様は極めてしなやかな乗り味が嬉しい。