タイプ「997」と呼ばれる現行ポルシェ『911』は去年、その後期型にビッグマイナーチェンジし、徐々にそのバリエーションを増やしてきたが、つい最近、公道走行用モデルのなかで飛び切り硬派な「GT3」が、後期型に変わった。
ボアを2.7mm広げる事で200cc増しの3.8リットルとされたフラット6の心臓は、相も変らぬ典型的な高回転型キャラクターの持ち主。。
完成の域に達した、欠点が見つからないクルマといったら褒めすぎだろうか。『ゴルフV』から『ゴルフVI』へのモデルチェンジは製造上のコストダウンが目的だが、シャシーのベースが同じだけあって熟成も進んだからだ。
新型『Z4』は、2シーター“ライトウエイト”スポーツカーから、2シーター“ラグジュアリー”スポーツカーに変身した。
TTSの“S”は、アウディでは特別な意味を持つ「S/RS」と呼ばれるモデルの仲間だということを示している。
新型『クラウンマジェスタ』は、Top of TOYOTAとしての位置づけを担う車格感を獲得したのではないだろうか。従来型は、『クラウン』の豪華版といった位置づけにとどまっていた。だが、新型は違う。
「従来型『クーペ』の販売比率はわずかに10%ほど。もともと販売台数の限られるZ4に、そんな仕様を設定するのは余りに不合理」
トヨタは大きなクルマを作るのも得意というイメージがあると思うが、ちゃんと仕上がっているかどうかは別だ。新型『マジェスタ』では、よろしくない部分が露呈してしまったと思う。
ハッチバックでもスタイリッシュで格好いいクルマは作れる! 写真で見るよりも実物の方が数段見応えのある『MiTo』(ミト)は、見るからにホットなハッチだ。クルマなのに“小股の切れ上がった”という表現がぴったり。見れば見るほどに惹かれてしまう。
フィアット『500』(チンクエチェント)をベースにしたアバルト500が日本でも発売になった。