日本ではフォルクスワーゲンの旗艦車種となるのがSUVの『トゥアレグ』だ。2011年1月に発売された2代目モデルでは、ハイブリッド車を設定して大幅に燃費を向上させるなど、さまざまな改良を加えてきた。
今回お目見えした『キャプティバ』は、SUVスタイルながらMPVとしても使えるクルマ。日本で言うところの、SUVとミニバンのクロスオーバーカーの位置づけになります。
GMが誇る、世界各地のデザイナー、エンジニアたちのグローバルコラボレーションとして誕生した、新型『キャプティバ』。スタイリングは北米とアジアの共同、エンジンはオーストラリア、製造は韓国という布陣だ。
ジープブランドの頂点に立つ『グランドチェロキー』が2010年2月にフルモデルチェンジを受け、大幅なイメージチェンジを図ってきた。
トヨタ『ヴィッツ』は日本を代表するコンパクトカーだけに、大きな期待を持ちすぎたのかもしれない。でも、もうちょっとなんとかならなかったのかな? というのが最初に試乗した時の思いだった。
先代の『MKX』の乗り心地や上質なエンジンフィールが大好きだったので、この新型にも大きな期待を寄せて試乗した。
初めて対面した時には「うーん」と馴染めなかったデザインは、不思議なことに見るたびに好きになり、今ではあの脱力系な雰囲気に病みつき状態。
この大きさ。この存在感。たしかに顔つきはMINIっぽいし、雰囲気はMINIなんだけれど、これだけ大きなボディになって、MINIって言ったらいけないんじゃないの?
初めて一般道で乗って感じたのは、まず操作性から乗り味までとてもシッカリしている、ということだった。EVとしてどうかというよりも、ひとつのクルマとして見て、「いいクルマだな」と思えた。
アメリカでGMの再生を象徴するモデルとして人気を集めているキャデラック『SRXクロスオーバー』は、2010年8月フルモデルチェンジで単に「SRX」から「SRXクロスオーバー」へと名前を変えた。