予想以上によかった。このクルマでは、やはり「ゼニスウインドウ」に触れずにいられないわけだが、乗ると未知なる感覚で、サンルーフよりこっちのほうがよっぽどいいと思う。
プリクラッシュブレーキ、停止状態の保持、全車速で追従可能となったクルーズコントロール、ペダル踏み間違えによる誤発進の防止など、確実に安全性や快適性に寄与する機能の数々を備えたことは大きな進歩だ。
女性にとって、このテのLクラスミニバンで気になるのは、走りよりも乗り心地と使い勝手。
『インプレッサ』シリーズに新たに加わった「XV」は、今流行りのクロスオーバーモデルというだけではなく、実はインプレッサの上級モデルという位置づけをも担ってる。
1.4リットルから1.6リットルに排気量アップされるとともに「スタートストップ」(アイドリングストップ機構)を備えることで、動力性能と燃費を改善した『MINIワン』が登場した。
およそ8年ぶりに新型となった日産『エルグランド』は、『ムラーノ』ベースのFFプラットフォーム&低床パッケージを採用。ビレット風グリル配する顔つきは先代以上の迫力だ。しかーし、全体的にはずいぶんスマートに、上品になった印象も受ける。
夏の暑い日に試乗して、エアコンを効かせた状態だったにもかかわらず、信号待ちなどで停車するたびにエンジンが確実に停止した。とても良く止まるアイドリングストップ機構という印象的だった。
プジョー『308』の派生車である『3008』はいわゆるハッチバックとSUVをクロスオーバーさせた、3桁シリーズとは違う、かつてあった『1007』同様の個性派モデル。
メーカー/インポーターは「クロスオーバー」と言うけれど、これ、「○○とSUVを融合したクルマ」とは思えない。ボディ前後の裾にスキッドプレート風のシルバー加飾を備えるのが、SUV的な逞しさの唯一の演出だ。
個人的には何これ? って感じのデザインだけど、デザインは独創性が命だからほかのどのクルマにも似ていないのは良いと思う。