またしても新たに車種のラインアップが増えたBMWだが、このご時世、こうしたあまり高価ではない、身近に感じられるクルマが増えるのは大歓迎だ。
百人に一人、いればいいと思う。このカタチに惚れ込んで買う人が。コンパクトカーのスペシャリティ化は世の中の趨勢で、事実、『ジューク』もBMWミニを意識して生まれた経緯をもつ。個人的にはアリだと思う。
昨年秋に1.4リットルエンジンを搭載して発売されたばかりの『ポロ』が、早くも搭載エンジンを1.2リットルのTSIに変更してきた。VWが進めるエンジンのダウンサイジングのひとつの到達点となるもので、1.2LのSOHCエンジンにシングルターボを装着するというシンプルなもの。
今年12月にまずは日欧米で発売される日産の電気自動車、『リーフ』のプロトタイプにちょい乗りした。エクステリアや5人乗りのインテリアは“This is EV”とは言うには無難すぎるデザインだ。
アイサイト以外に何が大きく変わったというわけではない。ストロークを大切にしたサスペンションコントロール、がっちりとしたボディー剛性はスバルらしいこだわりの仕上がりを感じる。
クールな顔つきに一新された最新のVW『ポロ』は、よほど動態視力に自信がなければ、すれ違いざま、似たマスクをもつ現行『ゴルフ』と見紛うほど。
BMWのSAVのベースラインを受け持つモデルがこの『X1』。4気筒2.0リットルの「sDrive18i」はFRの2WDで、6気筒3.0リットルの「xDrive25i」は電子制御4WDという設定。どちらを選ぶかは微妙
新型『5シリーズ』の担当デザイナーが、各部をさして盛んに「典型的なBMWデザイン」と説明していた。行き過ぎ感が目立った先代に較べ、新型は初対面からスッと気持ちに入るスタイルだ。
VW『ポロ』に、ついにTSIエンジンが搭載された。6月4日発売の「TSIコンフォートライン」と「TSIハイライン」、前者は昨年10月から販売されてきた「1.4コンフォートライン」の後継車だ。つまり1.4リットル自然吸気のポロは打ち切りとなる。
4番目となるBWMの“X”モデル、『X1』。このクルマはことによると、『3シリーズ』セダン以上に普通感覚で乗れる実用車かもしれない。