よくできましたと評判の新型『ポロ』。そこをぐっと堪えて1.2シングルターボTSIを待っていた人には朗報だが、我慢し切れずに買ってしまった6000人の現オーナーさんには申し訳ないニュースになるかも・・・。ポロ、いよいよ本命上陸!
乗りやすいクルマ、である。外観は確かに奇抜だが、ナイキのグッズのようにセンスがいいので、抵抗感、違和感はなく、案外スンナリと受け容れられる。全幅こそ1765mmだが、4135mmの短い全長のため、扱いやすい印象。
単純に言うなら『C3』の基本プラットホームをベースに作られた3ドア車だが、特徴的なデザインを採用すると同時に、ビークルパーソナリゼーションとして豊富な選択肢の中からユーザーが自由に内外装を選択をできるようにするなど、C3とは明確な違いが設けられている。
新しい『5シリーズ』は『7シリーズ』系のプラットフォームを使うことでひと回り大きなボディを持つようになった。BMWに限った話ではないが、モデルチェンジを重ねるごとにクルマのボディ、エンジン、タイヤが大きくなっていくのは何とかして欲しいものだ。
クルマとしての完成度についてアレコレ言うことは、日産にかえって失礼だと思う。だからここではハッキリ、こう申し上げたい。フツウのクルマだった、と。
またしても新たに車種のラインアップが増えたBMWだが、このご時世、こうしたあまり高価ではない、身近に感じられるクルマが増えるのは大歓迎だ。
百人に一人、いればいいと思う。このカタチに惚れ込んで買う人が。コンパクトカーのスペシャリティ化は世の中の趨勢で、事実、『ジューク』もBMWミニを意識して生まれた経緯をもつ。個人的にはアリだと思う。
昨年秋に1.4リットルエンジンを搭載して発売されたばかりの『ポロ』が、早くも搭載エンジンを1.2リットルのTSIに変更してきた。VWが進めるエンジンのダウンサイジングのひとつの到達点となるもので、1.2LのSOHCエンジンにシングルターボを装着するというシンプルなもの。
今年12月にまずは日欧米で発売される日産の電気自動車、『リーフ』のプロトタイプにちょい乗りした。エクステリアや5人乗りのインテリアは“This is EV”とは言うには無難すぎるデザインだ。
アイサイト以外に何が大きく変わったというわけではない。ストロークを大切にしたサスペンションコントロール、がっちりとしたボディー剛性はスバルらしいこだわりの仕上がりを感じる。