日産のような大メーカーが、初めての量産EVとして、年間5万台規模で作って売るクルマが『リーフ』のような内容になるのは、当然の帰結といえるかもしれない。それにしても新しいメカに接したときのときめきが、ここまで少ないクルマもめずらしい。
ミドルクラスのプレミアム系SUVがアツい。2009年、ボルボは『XC60』を日本市場に投入。ただ、3リットルの直6ターボエンジンを積む「T6」しかなくライバルのBMW『X3』やアウディ『Q5』と比べ額面上の価格競争力(内容を考えればお買い得)では少しばかり苦戦。
電気も内燃機関もハイブリッドも、とりあえずは全部やってみせる! というのが日産の姿勢で、そのことを積極的にアピールしようとしている点は評価できる。(ディーゼルファンにとっては)憤懣遣る方ない日本のポスト新長期規制にも果敢にチャレンジしたのは日産だった。
今後エコカーの主流は、プラグインハイブリッド=PHVになると言われています。そして、ハイブリッドの量産車を最初に送り出したのが『プリウス』だったように、PHVを最初に日本の一般道に登場させたのも、やはりプリウスと名のつくPHVだったんですよね。
入魂のスバリストにとっては、悲しいやら嬉しいやら、何とも複雑な追加モデルではないだろうか。ラリー参戦直結で売る『インプレッサ』にとって、WRC参戦必勝こそが大義であり、ために現行インプWRXはハッチバックのみになったのではなかったか、と。
『3008』におけるクロスオーバーの意味は、プジョーらしさとアウトドアテイストの融合ではないかと思った。
新型『マーチ』はタイ生産車である。しかし驚くことはない。かつて品質にまったく問題なかった、オペルからスバルにOEM供給されたミニバンの『トラヴィック』や『フィット』のセダン版の『アリア』だってあったわけだから。
『エルグランド』の市販車に乗った。ここでは主に現時点で販売比率55%を占める2.5リットルモデルについて報告しよう。
21世紀に間に合いました~!というキャッチフレーズで、1997年に登場した初代『プリウス』は「とにかく燃費よく!」というのがコンセプトでした。
国民的アイドル・コンパクト、と私が勝手に呼んでいる『マーチ』がフルモデルチェンジして4代目へ。今回からタイ生産、エンジンは3気筒になるなど、試乗する前まではちょっぴり「大丈夫かな」と心配だった。