ひゅるるる~。新型マーチを見た瞬間に、私の胸のなかを吹き抜けた冷たい風の音である。
5ドアのボディにルーフレールやオーバーフェンダーを装着するなどして標準モデルとの差別化を図っている。ただ、パッと見で分かるような違いではないのがフォレスターのような別モデルではなくインプレッサXVということなのだろう。
乗り込む前に目にした巨体からは想像もできないくらい軽快な走りとパワー感に、まずは驚くはずだ。
日産『エクストレイル』のクリーンディーゼルに待望のAT車が追加された。それも最新鋭の6速ATが組み合わされた。
過去との決別、そう感じさせるルックスを持つ新世代ジャガー『XJ』はしかし、紛れもなくジャガーだった。
乗ってみて、トータルバランスで優れていた(ので皆サンにオススメする)のは右ハンドル/アイシン6AT/ノーマルホイール(18インチ)だと思った。
手ごろな価格とボディサイズ、十分な室内空間に、フレキシブルにアレンジできる2列目シート、そして両側スライドドアと、1台の中にいろんな要素を集約したクルマ。
筆者は『ポロ』に対して、いいクルマであるとは思うが、「そんなにいいかな~」という思いが強い。
プジョーが手がけた初のSUVとしての出来栄えも気になるところだが、このクルマに接して感じたのは、プジョー車としての新しいフェイズに入ったクルマであるということだ。
仕立てかたが巧い。フェンダーアーチモール、ルーフレール、専用バンパーなどは、いわゆるクロスオーバー風。だが注目したいのがルーフスポイラーだ。