アウディ『Q3』が仕様変更されて新登場した。変わったのは外観の小変更ならびにエンジンである。
VWではかつて『ゴルフ』に、本気のSUVモデル“カントリー”があった。現代の“クロスシリーズ”はよりカジュアルにSUVっぽい雰囲気を楽しむためのモデルで、現存する『ポロ』に次いで『up!』にも新たに登場した。
お盆休みの10日間、『ゴルフ Rヴァリアント』と至福の時を過ごした。2リットル直4ターボエンジンで280ps。スペックを見る限り、似たようなものはゴロゴロしているだが、このクルマ、侮ってはいけない。
存在するだけでただならぬ気配がたちこめる。それこそが、メルセデスが立ち上げた新たなブランド、「Mercedez-AMG」の狙うところなのだろう。
ぱっと見も、運転席に座ったときのインテリアの雰囲気も、ほとんど同じように見える『グランツアラー』と『アクティブツアラー』である。
よく走る…が印象。新しく3気筒の1.2リットルターボと6速ATを搭載、ダウンサイジングを実行した『C4』は、“実用車シトロエン”の資質により磨きをかけた。
世にあまたエコエンジンあれど、私、これだけにはちょっと一目置いているんです。
“底なし”の高性能ぶりと快適な走りはハッチバックで経験済み。その“R”が、新たにワゴンのヴァリアントにも登場した。“史上最強のゴルフのワゴン”という謳い文句が本当かどうか試すべく、キーを受け取った。
デザインからして、どきっとするカタチである。街で見かけても駐車場に止めてあっても、「お?」と振り向いてしまう独特の顔立ち。
プロポーションはスポーティだし、居住性も悪くないけれど、それだけに優等生的なデザインに思える。どこか突き抜けたところがないとジャガーらしくないのでは? ところが試乗してみたら、たちどころに疑問が消えた。