『レネゲード』はジープのラインアップに加えられたブランニューのモデル。コンパスよりもコンパクトで、ジープのエントリーモデルとなる。
ほぼ『クラウン』サイズのコンパクトジャガーが『XE』だ。ジャガーフェイスにクーペをイメージさせる華麗なルーフの流れは品格と一味違うスポーティセダンの雰囲気。アルミを多用した軽量ボディだ。
SUVをスマート・ユーティリティ・ビークルと称して登場したのがフォードの個性派クロスオーバーSUV、『クーガ』である。先代モデルは第2世代で、2013年9月に日本へと上陸した。
低燃費とハイパワーの両立を目指して開発された新型ディーゼルエンジン「D4」を搭載するモデルを一挙に5車種投入したスウェーデンのボルボ。うち、ミドルクラスのステーションワゴン『V60』を3500kmほど走らせる機会があったのでリポートする。
エンジンにこだわるBMWが直列6気筒エンジンを新開発した。世の中が小排気量とか軽量化に走っている中で、BMWはそういう流れをおさえつつ、独自の世界を構築している。
レネゲードには4×4モデルのほかに“4×2”も設定される。Limited(リミテッド)のグレード名がつくこちらは搭載エンジンが1.4リットルターボとなり、前輪駆動となる。2ペダル式の6速デュアルクラッチが組み合わせられて、きわめて現代的なコンパクトSUVの仕立てだ。
ただでさえ先進的な装備を満載にするBMW Motorrad。その最上級ラグジュアリーツアラーというだけあって、装備内容はとことん豪華だ。
そのフットワークの良さに驚いた。かといって乗り心地が硬いわけではなく、逆にウルトラ滑らか。『XE』はドイツ御三家のメルセデス、BMW、アウディと違ったプレミアムセダンとして別のキャラクターを作り上げることに成功したと思う。
ジープ(Jeep)というからには4×4であろう…そんな固定概念が思考回路を巡って、試乗車に「トレイルホーク」を選んだ。そして走らせてみると、納得する部分と意外に思える部分の両方が、頭のなかに浮かんだ。
SUVの醍醐味はそのどっしりとした乗り味。高い車高で、重量感と安心感を与えてくれる。重量感=安定感で、放っておいても勝手にどこまでも真っ直ぐ走って行くような直進性の高さ。安心感=事故に遭っても絶対に負けないような頑強さ。つまりSUV=重量感=安心感となるのだ。