エンジンにこだわるBMWが直列6気筒エンジンを新開発した。世の中が小排気量とか軽量化に走っている中で、BMWはそういう流れをおさえつつ、独自の世界を構築している。
レネゲードには4×4モデルのほかに“4×2”も設定される。Limited(リミテッド)のグレード名がつくこちらは搭載エンジンが1.4リットルターボとなり、前輪駆動となる。2ペダル式の6速デュアルクラッチが組み合わせられて、きわめて現代的なコンパクトSUVの仕立てだ。
ただでさえ先進的な装備を満載にするBMW Motorrad。その最上級ラグジュアリーツアラーというだけあって、装備内容はとことん豪華だ。
そのフットワークの良さに驚いた。かといって乗り心地が硬いわけではなく、逆にウルトラ滑らか。『XE』はドイツ御三家のメルセデス、BMW、アウディと違ったプレミアムセダンとして別のキャラクターを作り上げることに成功したと思う。
ジープ(Jeep)というからには4×4であろう…そんな固定概念が思考回路を巡って、試乗車に「トレイルホーク」を選んだ。そして走らせてみると、納得する部分と意外に思える部分の両方が、頭のなかに浮かんだ。
SUVの醍醐味はそのどっしりとした乗り味。高い車高で、重量感と安心感を与えてくれる。重量感=安定感で、放っておいても勝手にどこまでも真っ直ぐ走って行くような直進性の高さ。安心感=事故に遭っても絶対に負けないような頑強さ。つまりSUV=重量感=安心感となるのだ。
ついにジープの年間生産は、100万台という大台に達したという。それだけ全世界で人気のある定番ブランド。そのジープをさらに上に押し上げる新たなエントリーモデルとして誕生したのが、『レネゲード』である。
初代『クーガ』を「愛車にしよう」と思ったことがあった。カミさんに乗せると、背の高さがいやだというので結局ボツになったが、当然それは本人の慣れの問題である。
ボルボ『V40』のエントリーモデルとして新たに「T3」と名付けられたモデルが登場した。このクルマ、1.5リットルターボの4気筒エンジンを搭載したモデルだ。
『アクティブツアラー』がデビューしたときの私の試乗記事を掘り起こしてもらえればわかるが、評価はイマイチである。搭載されたガソリンエンジンの音といい振動といい全体的な加速感といい雰囲気といい、BMWらしく思えなくて。