スバル『BRZ』とトヨタ『86』は足まわりが差別化されている。具体的にはスプリングとダンパーが異なるらしい。そして、スバルとトヨタ両社の開発者は、ともに「わずかな差」と述べていたのだが……。
マツダの新世代エコテクノロジー群「SKYACTIV(スカイアクティブ)」が投入された新型ミドルクラスSUV『CX-5』。発表会翌日の2月18日、東京都心でマスメディア向けの試乗会が行われた。
かわいらしいエクステリアデザインにカラフルなボディカラー、カジュアルなインテリアやエコに関するユニークな表示の充実などと、クルマのキャラクターに相応しい付加価値がいくつも与えられているところが、まず好印象なトヨタ『アクア』。
まずは着座位置の低さが印象的。ピラーの角度やドアミラーの位置などとの関係で、低さの割には視界は悪くない。
驚愕の40km/リットル(10-15モード燃費、「L」グレードのみ)を達成した、世界でイチバン燃費がいいとされるトヨタ『アクア』を、小さな『プリウス』と例えるのは、100%は正しくない。確かに輸出仕様は『プリウスc』と呼ばれてはいるけれど……。
05年8月に初代『GS』のデビューでスタートした国内レクサスブランドのラインナップが約7年にして一巡。この2代目GSの発売で国内レクサスブランドは新たなステージを切り開くことになる。
ここだけの話だが、燃費や効率をとことん突き詰めた『プリウス』をチューンするのはどうなのか? の思いがあった。しかし「G SPORTS(G's)プリウス」は、そんな疑念を見事に払拭してくれるクルマだった。
『ヴィッツ』のHVではなく、HV専用車の『アクア』を日米市場に投入したことは、大正解だと思う。スタイリッシュなフォルムと、カラフルなボディ色展開が目を引くポイントで、「欲しい」という気持ちを高めてくれる。
スバル『BRZ』とトヨタ『86』とのサス設定の違いは、BRZは前が硬めで、後ろが柔らかめという程度。大きな差はないという。だが、走り味は明らかに異なる。
事前に他のジャーナリストのインプレッションをFacebookで見ていたので、ボクなりに「傾向と対策」を考えつつ試乗に臨んだ。が、走り始めたら、すべて忘れました。