環境省、経産省、国交省は、04年版の『低公害車ガイドブック』を作成、今月中旬から関係者への配布と一般販売(2100円)をスタートさせる。
中央環境審議会(環境省系)、産業構造審議会(経産省系)のリサイクル合同会議が9日、開かれ、準備状況などについて最新情報が報告された。
プジョー・ジャポンは、プジョー『306』シリーズ12車種の燃料装置に不具合があったとしてリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象は93年7月から01年1月までに輸入した2万0040台。
GMはテールランプの欠陥により、2002−04年シボレー『トレイルブレイザー』、GMC『エンボイ』、オールズモビル『ブラバダ』、04年ビュイック『レイニエ』などのミッドサイズSUV合計、約95万台をリコールする。
国土交通省は5日、03年度のリコール届出の分析結果を公表した。同年度中のリコールは204件・441万6000台と過去最高を更新。この理由として「部品共通化が進んだため」と分析している。
環境省は、5日に開かれた自民党の政務調査会・環境基本問題調査会に、環境税の具体案を示した。税率は2400円/トンとし、すべての化石燃料と電気に課税する。
三菱化学と日本化成は、次世代超低公害ディーゼルトラック用の尿素SCR(選択還元型)システムに対応する高品質の尿素水の開発に成功したと発表した。12月1日から日本化成が製造・販売する。
国土交通省は、2003年度のリコール届け出内容とその傾向を分析した結果を公表した。結果によるとリコール届出件数は204件で、前年度の170件と比べて20%増となり、過去最高だった2000年度の176件を超えて過去最高を更新した。
トヨタ自動車とダイハツ工業は、揮発性有機化合物(VOC)とCO2の排出を同時に低減できる、新しい水性塗装技術を関西ペイントと共同で開発したと発表した。
環境省は地球温暖化対策の一環として検討してきた「炭素税」創設の具体案を5日、正式に発表した。税率は石油や石炭など化石燃料に含まれる炭素1トン当たり2400円としており、ガソリンは1リットル換算で1.5円になる。