決選投票の末、民主党の新代表には松下政経塾一期生の野田佳彦氏が逆転勝利した。きょうの衆参両院本会議で、第95代、62人目の首相に指名される。
民主党の新しい代表に野田佳彦財務相が選出された。29日に都内ホテルで行われた同党両院議員総会で決選投票の末に決まった。得票数は、野田佳彦:215票、海江田万里:177票。投票総数は395票。有効票は392票、無効票3票。
29日の午前の民主党代表選は1回目の投票で、過半数を獲得する候補者がいなかったため、決選投票となった。海江田万里氏と野田佳彦氏が、上位2者となり、決選投票を行う。
民主党代表選が29日始まった。投票前の政見表明では前原誠司前外相が最初に演壇に立った。
未来の首相を決めることになる民主党両院議員総会が29日、都内ホテルで開催される。会場付近では、投票を前に立候補者の総決起集会が開かれ、浮動票を固めるぎりぎりの努力が続けられている。
きょう投開票される民主党代表選。一般の国民は蚊帳の外だが次の首相になる新代表を選ぶ選挙だけに目が離せない。1回目の投票では過半数には届かないで、決選投票にもつれることが濃厚だ。
民主党代表選挙候補者討論会が、28日14時から都内ホテルで開催された。代表選は日本の総理を決める選挙でもある。
鹿野道彦農林水産相が民主党代表選出馬の意志を、正式に表明した。鹿野氏は26日の閣議後会見で「今日、菅総理自ら退陣表明されるということになりましたら、予定されている民主党代表選に立候補したいと考えている」と、述べた。
きょうの各紙の1面は、政治、芸能、国際と実にバラエティにとんでいる。しかも、すべて有名な人物がクローズアップされており、それぞれのキーワードは「出る」「退く」「隠れる」となる。
海江田万里経済産業相は28日の会見で、菅内閣総辞職の日まで大臣の職を辞めることなく継続することを明らかにした。閣僚が早期辞職することで菅内閣退陣を促し、海江田氏にとっては存在感を示す絶好の機会だったが、ついにその日は訪れなかった。