自動車リサイクル法案の審議が着々と進んでいる。同法案は11日に衆議院本会議を通過し、同日参議院に送られた。重要法案が目白押しの今国会だが自動車リサイクル法は成立が確実な見通しとなった。
11日夜、青森市の路上で行軍訓練中だった陸上自衛隊青森駐屯地・第五普通科連隊第三中隊の列に運転を誤ったクルマが突っ込み、隊員8人が重軽傷を負う事故が起きた。警察では迷彩服のために発見が遅れた可能性もあるとして捜査を続けている。
警視庁は12日、検問中のパトカーに故意に乗用車を衝突させたとして、このクルマを運転していた19歳の大学生を殺人未遂の現行犯で逮捕したことを明らかにした。警察ではなぜパトカーを狙ったのかなど、この大学生を厳しく追及する方針。
国土交通省は、道路の老朽化対策を進めるための検討会を発足させる。国内のトンネルや橋は、高度経済成長時代に建設されたものが全体の半数を占め、適切な修理や管理をしないと老朽化に伴う崩落や陥没の危険が出てくる。
広島県警は10日、円隆寺の夏の大祭「とうかさん」の期間中、歩行者天国などに出没した暴走族グループの数が「ゼロであった」と公表した。私服のメンバーを十数人確認したが、円陣を組んで大声を上げるなどの示威行為は皆無だった。
警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは11日、インターネットのオークションでカーナビゲーションの地図ソフトをコピーしたCD-Rを販売していたとして、50歳の男を著作権法違反と業務上横領の容疑で逮捕したことを明らかにした。
東京地検は11日、飲酒運転の末にひき逃げ事故を起こし、業務上過失致死罪に問われている37歳の男について、飲酒運転の発覚を遅らせる目的で事故後さらに飲酒を行ったことが悪質と判断して、危険運転致死罪の訴因追加を行ったことを明らかにした。
郵政4法案を審議している衆議院総務委員会は11日、ヤマト運輸の有富社長を参考人に呼んで意見を聞いた。有富社長は「法案は“民間官業化法案”、“規制強化法案”であり、経営理念と相いれない」とあらためて主張。規制緩和ではなく、国の独占を規定した郵便法を見直すよう求めた。
内閣府は11日、「平成14年度版交通安全白書」をまとめた。事故発生後24時間内の死者が1万人を下回った2001年度の交通事故について「発生件数、死傷者数とも過去最悪になった」と指摘したうえで、バリアフリー対策や暴走族取り締まりの強化、応急手当の講習体制などの施策を進める
日本自動車販売協会連合会が10日発表した5月の中古車登録台数は前の年の同じ月に比べ0.3%マイナスとなり2カ月ぶりに減少した。