1日未明、愛知県小牧市内の県道で、道路に飛び出してきた犬を避けようとしたクルマが運転を誤り、道路左側の電柱に激突した。この事故で助手席に乗っていた21歳の女性が出血性ショックで死亡している。
日本自動車販売協会連合会が2日発表した8月の新車登録台数は、前年同月比1.4%減の25万2338台となり、12カ月連続でマイナスとなった。
国土交通省・近畿運輸局は30日、神戸市交通局所属のバスの運転手が酒気帯び状態でバスを運転し、横断中の老人をはねて死亡させた問題で、交通局の点呼や乗務員管理の体制に落ち度が無かったかを調べる特別監査を来週中に行う方針を明らかにした。
津地検は30日、今月10日に三重県鈴鹿市内の東名阪自動車道下り線で、渋滞の最後尾に100km/hの速度で走ってきた大型トレーラーが突っ込み、帰省客など5人が死亡、6人が重軽傷を負った事故で、このトレーラーの運転手を業務上過失致死傷罪で起訴した。
所沢簡裁は29日、実の兄が違反摘発を免れるためになりすましていた弟に対する交通違反の罰金刑を取り消し、一転無罪とする判決を言い渡した。兄は「身代わりになることは弟も了承していた」と供述していたが、裁判所は「無断で名乗った」と判断した。
長野県警は29日、夜間に走行中のクルマが横断している歩行者をはねるという事故の検証を進めた結果、実に8割近くがドライバーの右方向から横断を始めたケースであったことを明らかにした。
日本自動車工業会は30日、2001年度の海外生産統計を発表した。同年度の自動車海外生産は前の年度にくらべ2.8%少ない678万1396台となった。
日本自動車工業会が発表した7月の四輪車輸出実績は前の年の同じ月にくらべ14.1%の大幅な増加となり7カ月連続で前年水準を上回った。また2カ月ぶりに全てのメーカーがプラスとなった。
道路関係4公団民営化推進委員会の中間整理案決定を受け、国土交通省の扇大臣は30日、「設置から2カ月半という短期間で一定の中間的整理を行われたものであり、各委員の熱心な取り組みに敬意を表する」とするコメントを発表。
政府の道路関係4公団民営化推進委員会は30日、「保有・債務返済機構」などを盛り込んだ中間整理案を正式決定し、小泉首相に報告する。委員全員の意見一致を見ないままの“中間報告”となった。年末の最終答申に向けて民営化委の実力が問われそうだ。