日本メーカーの海外生産、01年度はマイナスに

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日本自動車工業会は30日、2001年度の海外生産統計を発表した。同年度の自動車海外生産は前の年度にくらべ2.8%少ない678万1396台となった。

同統計は1999年度分から開始し今回で3度目となる。2000年度は4.9%の増加となったが01年度は一転し減少した。生産の現地化が進むなかで昨年度の実績がマイナスとなったのは主に米国の景気動向によるもの。現地に工場を持つメーカー各社が同時多発テロや景気後退を考慮し生産をやや絞りこんだためと見られる。

ただ最近は各地域とも増加に転じており2002年1-3月の海外生産は前の年の同じ時期にくらべ6.3%増と3期ぶりのプラスとなった。

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《編集部》

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