昨年11月、群馬県太田市で暴走族同士が縄張りを巡って激しく争い、乱闘に参加したメンバー1人がナイフで胸などを刺し、殺人罪で起訴されていた当時19歳の少年に対する判決公判が宇都宮地裁栃木支部で10日に開かれ、懲役9年の実刑が言い渡された。
神戸市交通局は10日、酒気帯び運転した市バス運転手の前方不注意が原因で死亡事故が発生したことを受け、9月末を目標に市バスと市営地下鉄の全営業所を対象にアルコール検知器を導入する方針を明らかにした。
兵庫県警は11日、昨年退職した元警部が、公務の際に高速道路を通行する際に提示する「公務自動車証明書」を退職後も返還せず、不正使用を続けていたことを明らかにした。県警では有印公文書偽造と詐欺の容疑でこの元警部を書類送検している。
日本自動車販売協会連合会は11日、2001年度の自動車ディーラー経営状況を発表した。新車販売が前年割れとなったことを反映し売上高の総合計は3年ぶりのマイナスになった。
現代(ヒュンダイ)では、アメリカ国内で1990年代始めから販売した合計130万台の車について、そのエンジン出力を過大に広告していたことを認め、謝罪した。ただし過大表示は意図的に行われたものではなく間違いであった、としている。
国土交通省の佐藤信秋道路局長は11日の参議院決算委員会に出席し、「暫定税率は引き下げるべきでは」という国会議員の質問に対し、税率の引き下げはおろか、道路整備費がさらに足りない、との認識を示した。
香川県警は10日、合計18回の交通違反を繰り返しながら、一度も反則金の納付を行ってこなかったとして、高松市に住む25歳の男を道路交通法違反(踏切不停止)の疑いで逮捕したことを明らかにした。軽微な違反で逮捕するのは極めて異例。
9日午前、横浜市港南区上永谷の舞岡公園の駐車場内で暴走族同士の対立抗争とみられる大乱闘があり、乗用車11台、バイク17台が鉄パイプ状のもので破壊されるという被害があった。
10日早朝、名古屋市名東区本郷の東名高速下り線で、追い越し車線を走っていたトレーラー(キャリアカー)の右前輪が突然バーストし、コントロールを失った状態で中央分離帯に激突した際、積荷の中古車2台が相次いで7メートル下の一般道に落ちるという事故が起きた。
10日午前、大阪府松原市の路上に止まっていた乗用車が大音響と共に爆発するという事故があった。クルマは爆発の衝撃で大破し、隣接するマンションの20部屋でガラスなど割れる被害があった。クルマに乗っていた男性は車外に投げ出され、死亡している。